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Galaxy Z Fold6レビュー - 「快適なAI活用のためにハイエンド端末を選ぶ」時代の到来か?

マイナビニュース / 2024年9月2日 22時16分

なお、Sペンの利用を除いて、これらのAI機能は全て「Galaxy Z Flip6」でも使えます。指で手書きをしてイラストをAI生成するといったことが可能です。
カメラの画質はトップクラス

カメラは、「Z Fold6」に関しては従来を踏襲。基本的には同等の性能でしょう。

とはいえ、画質面ではトップクラスの描写です。仕上がりが明るくなりがちなので、個人的には少しマイナス補正をした方が好みですし、色のりは相変わらず派手ですが、明部からシャドウまで、HDRも駆使してバランスよく描写。レンズの写りも高い性能を発揮してくれます。

基本的に優れたカメラ性能とはいえ、アルゴリズムの改善などはあるものの、大きな進化はなさそうです。

生成AIのためのハイエンド端末

「Galaxy Z Fold6」は、Galaxy AI機能を中心とした機能向上を果たしています。AI機能としては「Z Fold6」独自というわけではなく、「Z Fold5」でも同様の機能は利用可能。そのため、「Z Fold6」単体だと買い替えをどうするかは悩ましいところです。

より角張って薄くなったデザインは使いやすくはなっています。「Z Fold3」や「Z Fold4」との比較だと、大きく変わっているので買い替えると大幅な変化を感じられそうです。

Galaxy AIに関しては既存モデルにも適用されるため、「Z Fold6」のみの新機能ではありません。ただ、Sペンを使った生成AIのイラストなどは、他のスマートフォンにはない機能で、初めての折りたたみとして新たな世界を体験できます。

録音音声の文字起こし・要約/通訳といった機能も便利で、今後、生成AIがスマートフォンの機能として大きく注目されることが予想されます。最新機種でなくてもローカルとクラウドを組み合わせることで、最新の生成AIを利用できる点はGalaxy AIの強みです。

ローカル限定にしてプライバシーを考慮しつつ、最新の機能を体験するには、やはり最新のハイパフォーマンス機種が有効なのは間違いありません。その意味では、「快適な生成AIの活用に向けてハイエンド端末を選ぶ」という選択が今後増えてくるのかもしれません。
(小山安博)



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