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Galaxy Z Fold6レビュー - 「快適なAI活用のためにハイエンド端末を選ぶ」時代の到来か?

マイナビニュース / 2024年9月2日 22時16分

開いた時の画面サイズは変わっていません。カバーディスプレイと同様に、メインディスプレイも従来よりも四隅の丸みが小さくなったこともあって、縦方向がやや短く、横方向がやや長くなり、正方形に近づきました。ちなみに「Xiaomi MIX Fold 4」は7.98型で2,488×2,244のディスプレイなので、さらに大きく、正方形に近いディスプレイです。

折りたたんだ時の画面は細すぎるように感じますが、開いた時の正方形に近いディスプレイも、動画や画像、書籍の見開き表示などのコンテンツ視聴時に無駄が多くなるという欠点があります。どのあたりに正解があるのか難しいところです。

SNSやWebサイトの閲覧であれば「Z Fold」を折りたたんだ細長い状態でもでも十分ですが、入力も含めた操作をするとなると、「Xiaomi MIX Fold 4」や「Pixel Fold」シリーズぐらいのサイズは欲しくなります。

そう考えると、「Xiaomi MIX Fold 4」がバランスのよいサイズ感とアスペクト比かもしれません。とはいえ、「Z Fold6」は従来モデルより薄く軽くなっているため、使い勝手はよくなっています。
AI機能を強化したハイエンド端末

性能面では、Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxyを搭載。メモリは12GB、ストレージは256GB~1TB。前モデルがSnapdragon 8 Gen 2だったので、順当にバージョンアップした形です。

パフォーマンス面では、従来通りハイエンド端末として十分な性能を発揮しています。通常の用途ではもはや過剰なほどの性能ですが、ゲーミング性能に加えて、今後はオンデバイスの生成AIが重視されることから、そこがハイエンドスマートフォンにとっては重要な指標となりそうです。

パフォーマンスの向上は順当な結果で、グラフィックス性能を示す3DmarkのWild Life Extremeテストは「Z Fold6」が4,266、PCMarkテストは18,400などといった結果でした。

これだけのパフォーマンスがあれば、重量級のゲームでも問題なく動作し、満足のいく性能を体感できそうです。
Galaxy AIでさらにスマートフォンを進化

「Galaxy S24」以降、SamsungはAI機能の「Galaxy AI」に力を入れています。オンデバイスだけでなくクラウドも活用したAI機能は豊富で、興味深い機能が多くなっています。Galaxy AIは、比較的多くのGalaxyスマートフォンに提供されることになっており、「Galaxy S24」や「Galaxy Z Fold5」などでもすでに利用できるようになっています。

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