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Intel Lunar Lakeを大々的に発表の「Intel Connection Japan 2024」、AI PCは早くも2世代目へ

マイナビニュース / 2024年9月11日 20時11分

メーカーによっては本日より予約受付を開始し、発売解禁は米国時間の9月24日6時。日本時間では24日22時。実質的には9月25日からの販売となります。

「パソコンの深夜発売」というとWindows95が最後だったと記憶していますが、どこかやってくれる会社はないでしょうか?(今回はサードウェーブ、ユニットコム、マウスコンピューターとCPU / GPUの深夜発売で定評のある会社さんが今回のイベントで展示していたこともあり、ちょっとだけ期待しています)

また、今回は通常版のパソコンで、エンタープライズ向けで管理性に富むIntel Evo Platform製品は来年発売開始の予定です。Intel Evo Platformは検証項目が多いので致し方ないところでしょう(展示機ではAcer、ASUS、DELL、MSIにEVOのステッカーが貼られていました)。

午後の分科会でも濃い話が盛りだくさん

午後は安生氏と上野氏がゲストも交えた分科会「AI PCトレーニング~インテルCore Ultraプロセッサーの真価とは~」、「広がる AI PC アプリケーション」、「AI PC 導入で実現する企業の DX 戦略」、「AI による WOW エクスペリエンスとクリエイティブの進化」を行いました。

安生氏がメディアジーンの小林氏と行った「AI PCトレーニング~インテルCore Ultraプロセッサーの真価とは~」では先に説明したように安生氏がマーケティングワードとして(Meteo Lakeでは)AIに寄りすぎてしまい、PCとしての性能をあまり語れなかったと反省点を述べ、上野氏も家族のパソコン購入に際し「AIをそんなに使わないからAI PCでなくてもよい」と家人に言われたというエピソードを披露していました。

安生氏は「ユーザーはインテル製品は消費電力が高いと思っているのに対して、技術的にチャレンジして覆した」と発言。「電力効率はCPUやチップだけの改善だけでなく、パソコン全体で(インテルが手を入れられない)Microsoftも巻き込んで上げた。Meteo Lakeの時点では改善途上とは当時言えなかった」と告白。

さらにLunar Lakeの低消費電力にかなり寄与した部分として、安生氏はメモリを挙げていました。最近のノートパソコンの中にはマザーボード直付けの製品が多くなりましたが、これはメモリの消費電力を下げるという効果を狙っています。Lunar Lakeはメインメモリをパッケージ内に組み込むことで、8533Mbpsの高速メモリを使いつつ消費電力を抑えたといいます。

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