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Intel Lunar Lakeを大々的に発表の「Intel Connection Japan 2024」、AI PCは早くも2世代目へ

マイナビニュース / 2024年9月11日 20時11分

さらにTeamsやzoomのようなコラボレーションツールは通信が入る上、パフォーマンスを要求しがちで(高性能だが消費電力も大きなP-Coreに移行させると消費電力が増すので)Microsoftとのパートナーシップで消費電力を抑えたといいます。つまり、コラボレーションツールはほぼE-Coreのみで動作するようです。

消費電力が減った効果として「同じ筐体でバッテリーサイズをギリギリまで入れて長駆動時間にすることも、逆に従来と同じ駆動時間で超薄軽にもできる」と設計の自由度が広がったとアピール。これは今後、製品が出そろった際にチェックしてみたいポイントです。特に2020年に634gという超軽量モデルを出したFCCLがどのような製品を出すのかは注目したいところ。

インテルにとっては第二世代のAI PCという事でサードパーティアプリの開発や作品も出ており、以降のセッションでは上野氏や安生氏と共に製品や作品の紹介が行われていました。

「広がる AI PC アプリケーション」のセッションではPowerDirectorやPhotoDirectorで知られるサイバーリンクがSNS広告などに向くPromeoを紹介。プロがデザインしたテンプレートを元にSNS用広告画像・動画を作成するツールで、簡単な指定をするだけで24の候補を出力してくれます。現在はAI PC動作はまだ英語のみですが、年内に日本語を含む多言語対応となる予定との事です。

GenerativeXの商談AIは商談中のやり取りをリアルタイムに文字起こしを行い、それをもとにLLMを使用して最適な商材の提案を行うというもの。AI PCによってネットワーク等がない環境でも利用できるほか、機密・社外秘情報を使用することもできると紹介していました。また、顧客ごとにカスタマイズし、AI PCならではの強みを生かした提案ができるといいます。

「AI PC 導入で実現する企業の DX 戦略」のセッションでは#LRとWEELが企業向けの受託開発に関して言及しており、外部に出せないデータを活用するためにAI PCを使うメリットを紹介。外部で解析するとコストが増すタスクをローカルで対処することでコストを抑えるという事例を紹介していました。

WEELに実際に相談された事例として「日報などのレポート処理を効率化したい」が紹介され、毎週2-3時間かかる日報作業を30分に押さえればコスト削減効果が高いと紹介。これに対してレポート作成で苦労している(?)安生氏や他の登壇者にインパクトを与えていました。

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