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【徹底検証】本当に使えるChrome拡張機能はどれ? 第1回 「Google翻訳」vs「DeepL翻訳」精度を比べてみた

マイナビニュース / 2024年9月26日 9時0分

「DeepL翻訳」の場合は、続いて“DeepLのアカウント”に関するページが表示される。すでにDeepLのアカウントを所有している方は、この時点でログインしておくとよいだろう。まだアカウントを所有していない方は、新たにアカウントを作成するか、もしくは「スキップ」をクリックして“アカウント登録なし”のまま「DeepL翻訳」の拡張機能を利用してもよい。

続いて、「DeepL翻訳」の機能を紹介するページが表示される。「次へ」をクリックして内容をひととおり確認したら、このタブは閉じてしまって構わない。

以上で、Chromeに拡張機能を追加する作業は完了。さっそく、それぞれの拡張機能を使って外国語を日本語に翻訳してみよう。
「Google翻訳」と「DeepL翻訳」の基本的な使い方

翻訳機能を試すには、日本語以外の言語で記述されたWebページをブラウザ(Chrome)に表示する必要がある。ここでは、その一例として、IOC(国際オリンピック委員会)のWebサイトに掲載されていた記事を例に拡張機能の使い方を紹介していこう。2022年2月3日に掲載された少し古い記事になるが、翻訳精度の比較には十分に使えるだろう。

まずは、記事のタイトルを「Google翻訳」で翻訳した例だ。タイトル部分をマウスでドラッグすると、右下に「Google翻訳」のアイコンが表示される。このアイコンをクリックすると、翻訳結果がポップアップ表示される。

「DeepL翻訳」の場合も、基本的な操作手順は同じだ。翻訳したい文字(文章)をマウスでドラッグし、右下に表示される「DeepL翻訳」のアイコンをクリックすればよい。こちらは、日本語の翻訳結果だけがポップアップ表示される仕様になっている。原文(英語)は表示されないため、「Google翻訳」よりもコンパクトなポップアップ表示になっている。

肝心の翻訳精度を比較できるように、それぞれの翻訳結果を“文字”として以下に記しておこう。

【Google翻訳】
IOC、2028年ロサンゼルス大会でサーフィン、スケートボード、スポーツクライミングを承認

【DeepL翻訳】
IOC、2028年ロサンゼルス大会にサーフィン、スケートボード、スポーツクライミングを承認

両者とも、ほぼ同じ翻訳結果で、違いは1文字しかない。「ロサンゼルス大会」に続く助詞が、Google翻訳の場合は「で」、DeepL翻訳の場合は「に」になっている。とはいえ、どちらが日本語として正しいかは、かなり微妙な判断になるだろう。どちらも意味は十分に通じるし、文字数制限のある“タイトル文字”として考えると、「大差のない結果」といえる。

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