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【徹底検証】本当に使えるChrome拡張機能はどれ? 第1回 「Google翻訳」vs「DeepL翻訳」精度を比べてみた

マイナビニュース / 2024年9月26日 9時0分

続いては、文章を少しずつ翻訳していくのではなく、ある程度の長さを一気に翻訳した例を紹介していこう。今度は、米アップルのWebサイトに掲載されていたニュースリリースの本文を翻訳してみる。

上図は、「Google翻訳」と「DeepL翻訳」を両方ともインストールした状態で文章(英文)を選択した例だ。この場合、なぜか「Google翻訳」のアイコンは表示されなかった。よって、「DeepL翻訳」の翻訳結果だけを掲載している。

では、同じ段落の“最初の一文”だけを選択した場合はどうだろうか? この場合は「Google翻訳」と「DeepL翻訳」のアイコンが両方とも表示された。

このように長い文章を選択すると、「Google翻訳」のアイコンが表示されなくなる現象が多く見受けられた。もしかしたら「Google翻訳」には文字数などの制限が設けられているのかもしれない。

では、「文章を細かく区切って翻訳しなければならないのか?」というと、そういう訳ではない。文章をドラッグして選択し、拡張機能のアイコンから「Google翻訳」を選択すると、長文でも一気に翻訳することが可能となっている。

このように、両者とも長文の翻訳には対応している。ただし、操作性に関しては「DeepL翻訳」の方が優れていると考えられる。

そのほか、選択した文章を右クリックして翻訳する方法にも対応している。

この右クリックメニューから「Google翻訳」を選択すると、新しいタブに「Google翻訳」のWebサイトが表示され、そこに翻訳結果が表示される。なお、この翻訳結果は、拡張機能の「Google翻訳」でポップアップ表示した翻訳結果とは少し異なる内容になっている。

一方、右クリックメニューから「DeepL翻訳」を選択した場合は、アイコンをクリックしたときと同じようにポップアップで翻訳結果が表示される仕組みになっている。

この文章についても、それぞれの翻訳結果を“文字”として記しておこう。

【Google翻訳】
「iPhone 16とiPhone 16 Plusは、Apple Intelligenceがユーザーに強力で個人的なプライベートな体験を提供するiPhoneの新時代の始まりを示します」とAppleのワールドワイドiPhone製品マーケティング担当バイスプレジデント、Kaiann Dranceは述べています。「カメラ コントロールを使用して、周囲の世界を発見し、思い出をキャプチャする新しい方法。2つの光学品質のカメラを1つにまとめた48MP Fusionカメラ。バッテリー寿命が大幅に向上します。A18チップのおかげで強力で効率的なパフォーマンスが得られるため、顧客がiPhoneをアップグレードまたはiPhoneに切り替えるのに最適な時期です。」

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