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大河原克行のNewsInsight 第332回 パナソニックは「大阪万博」で何を見せる? 未来への「Unlock」体験を展開

マイナビニュース / 2024年10月3日 17時0分

パナソニックホールディングスの小川氏は、「今後も、子供や学生、社員が一緒になって、ノモの国を共創する様々なプロジェクトの活動を発表していく。子供たちが自らの可能性を引き出して、未来を切り開く一歩を踏み出すことを後押ししていく。また、閉幕後も子供たちと長期にわたってつながる活動を強化していく。子供たち一人ひとりが、自分が輝く未来を想像し、自分の可能性を信じて、一歩を踏み出すことができる心を育みたい」と述べた。

さらに、ノモの国LINE公式アカウントを新たに開設したことを発表。ノモの国に関するイベント情報の発信、共創活動の報告、子供たちに向けたオリジナルコンテンツの配信も行う。

一方、パナソニックグループパビリオン「ノモの国」の展示内容についても公開した。

パナソニックグループでは、「解き放て。こころと からだと じぶんと せかい。」をコンセプトに出展。922平方メートルのUnlock体験エリアと、165平方メートルの大地エリアで構成している。「ノモの国」全体の延床面積は1732平方メートル、敷地面積は3508.平方メートルとなっている。

「ノモの国」の名称は、「モノの捉え方はココロの持ちようで大きく変わる」ことであり、「モノとココロは写し鏡のような存在である」という思いを込めて名付けたという。

Unlock体験エリアは、α世代の子どもたちが思い描く未来社会を実現するために、始まりとなる原体験を「ノモの国」で提供し、次代を担う子どもたちが、常識や思い込みから解き放たれ、自身も気づいていない秘められた力や可能性を「Unlock」する体験型パビリオンと位置づけており、「ひとの理解」研究と、「空間演出」技術を用いて、4つのZONEでの体験が可能だ。

ZONE1の「カガミイケの奥深く」では、「ノモの国」に迷い込んだ子どもたちが、23.4チャンネルの立体音響や映像、ハプティクス技術によって、クロスモーダル(感覚複合的)に感覚が研ぎ澄まされ、風や水、光、生命といった普段は意識しない当たり前のことを全身でとらえることができるようにするという。

ZONE2の「ノモの森」では、未知の世界を探索する体験ができる。

「ノモの森」で結晶を見つけた子供たちは、生命やエネルギーが巡る森のなかを自分の感性の赴くままに探索する。結晶をかざすと、光や音や風を発し、子供たちの感性に反応するという。

ZONE3は、「古木の谷」としており、ZONE2での行動解析データを分析し、一人ひとりの感性とその可能性をストーリーとして映し出す。結晶から蝶が解き放たれ、「ミストの滝」の向こうへと子どもたちを導く演出が行われる。

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