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アニメ業界との好循環を生み出すプラットフォームを目指す - 藤商事×アニメの新プロジェクト「anime blast」を始動

マイナビニュース / 2024年10月19日 7時0分

画像提供:マイナビニュース

「ヒト味違う"オモシロ"さ!」をコーポレートスローガンに掲げ、パチンコ・パチスロ機器を開発・製造するメーカーの藤商事は、アニメ作品の新たな楽しみ方を届けるべく、新プロジェクト「anime blast(アニメブラスト)」を発足した。

現在、パチンコ・パチスロの多くはアニメ・ゲーム・コミック作品とのコラボレーションが行われており、パチンコ・パチスロを通して、初めてその作品を知るという人も少なくない。そんな状況において藤商事が始動した「anime blast」は、アニメ作品の魅力や新たな可能性を見つけ出し、自由な視点で無限大に広がる"楽しい"をファンと共に創り上げたいという思いのもと立ち上げられたプロジェクトとなっている。

そこで今回は「anime blast」を企画し、主導する藤商事 開発本部 エグゼクティブプロデューサーの北俊和氏に、本プロジェクトの企画意図や目的、目指すべき方向性などについて伺ってみた。
○●「anime blast」を立ち上げた理由

プロデューサーという立場で機種開発を行う北氏は、パチンコ機のリリースのサイクルが非常に早くなる一方で、1機種あたりの販売台数が減っているという業界の現状を見据え、「かつては30兆円産業と呼ばれて、大変賑わっていた業界ですが、今や逆に斜陽産業と呼ばれている」と悔しい気持ちを交えつつ、「とにかくあの頃の活気を取り戻したい。そのためには新しい何かを仕掛けていかないといけないんですよ」と今回のプロジェクト始動のきっかけを振り返る。

かつては、アニメ以外の様々なコンテンツとのコラボレーションが活発だったパチンコ・パチスロ産業。藤商事でも、時代劇や歌手・アーティスト系のコンテンツを取り込んだ機種を多数リリースしてきた。そんな中、北氏は「今の時代はアニメ。特に実写系のコンテンツが受けなくなっています。弊社では『リング』などのホラー系は人気なのですが、いわゆる"歌パチ"などのジャンルは数を減らしていますし、さらに自社オリジナルのコンテンツで勝つのは非常に難しい状況です」との見解を明かす。

「基本的には、ホール様に機械を売るのが仕事ですが」と前置きしつつ、「その先にいるパチンコユーザーの方に楽しんでいただく」ことこそが藤商事の企業理念だという北氏。「パチンコユーザーの方に楽しんでいただいて、稼働が上がれば、ホール様からの信頼を得られるので、また機械を買ってもらえる」と、ユーザー目線をもっとも意識して開発しているとの姿勢を示し、「その意味でも、現在はアニメコンテンツとのコラボレーションが非常に有効になっている」と、アニメコラボを活発化させる意義を明かした。

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