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カメラでメガネが楽しくなる「Ray-Ban Meta」を買ってみた

マイナビニュース / 2024年11月6日 22時2分

カメラのスペックは1,200万画素で、動画はフルHDで記録されます。内蔵メモリは32GB。レンズの実焦点距離は2.24mm。センサーサイズが不明なので35mm判換算時の焦点距離は不明ですが、恐らく17mm程度の超広角レンズでしょう。取りあえずシャッターを切れば眼前の景色はざっくりと切り取れます。

当然、モニターはないので細かな構図は決められません。せいぜい「どちらを向くか」ぐらいです。逆に言えば気軽で手軽。超広角なので視界に収まっているものはおおむね撮影できます。

シャッターボタンは右側のツルの上にあり、押し込むことでシャッターが切れます。ただし撮影は即時ではなく、押して最初の電子音の後、一拍置いてシャッター音が鳴って撮影されます。いうならばレリーズタイムラグですが、トータルでは1秒弱ぐらいでした。

そのため、ジャストのタイミングで写真を撮るのは難しいでしょう。そもそもそういうためのカメラではなさそうです。それでも、常にカメラを構えているのと同等で、「スマートフォンを取り出しカメラを起動して撮影」という一連の動作をトータルのレリーズタイムラグだと考えると、それよりははるかに高速です。

しかも撮影に焦って端末を落とす心配もないですし、画面もないので細かな構図を考える必要もほとんどありません。

静止画だけでなく、シャッターボタンを長押しすることで動画撮影も可能。動画はフルHDで記録されます。こちらも手軽に撮影できるので、非常に気軽に撮影できます。LEDが発光し続けるので撮影中だと分かりますが、周囲の人たちが気付いていたかは不明です。もちろん、他人のプライバシーなどに配慮する必要があるのはいうまでもありません。

個人的に嬉しいのは、位置情報が自動的に記録されている点です。手持ちのミラーレスカメラでは位置情報が記録されないため、特に旅先で場所を記録したいとき、毎回スマートフォンでも撮影していたのですが、カメラを構える前に1枚、Ray-Ban Metaで撮影しておけばいいのでより気軽です。位置情報だけなら、カメラを構えつつRay-Ban Metaでも撮影しておけばよく、これは両手がフリーになるメガネ型カメラならではです。

撮影画像はメモリ内に保存され、スマートフォンに転送できます。転送はWi-Fiを使っているようなのですが、アクションカメラなどの一般的な転送と違い、Wi-Fiの接続設定も不要でスピードも高速で安定しています。最初はBluetoothのみで転送していると思ったぐらいです。設定すれば、「メガネを外してツルを畳む」と自動的に転送する設定も可能です。

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