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カメラでメガネが楽しくなる「Ray-Ban Meta」を買ってみた

マイナビニュース / 2024年11月6日 22時2分

音声を使ってスマートに操作

Ray-Ban Metaを使うにあたって、特に便利なのが音声制御の機能です。

Ray-Ban Metaでは、「Hey Meta」と呼びかけることで音声制御が可能になります。写真を撮るときは「Hey Meta, Take a photo」、動画撮影をするときは「Hey Meta, Take a video」です。

「Hey Meta」と呼びかけた段階で電子音が鳴り、命令をすれば写真や動画を撮影します。動画撮影を止めるときは「Hey Meta, Stop recording」と言うと、「Hey Meta」と言う直前までの動画が記録されます。

ちなみに、「Hey Meta」以降の言葉は日本語非対応ですが、かなりざっくりとした言葉で実行してくれます。「Photo」や「Video」のかわりに「Picture」や「Movie」と言っても反応しますし、単に「Hey Meta, Photo(Video)」だけでも撮影してくれます。他には時間やバッテリー残量も音声で聞くことができますが、正直に「Hey Meta, How much battery is left?」などという必要もありません。「Time」や「Battery」だけでも回答してくれます。

いずれにしても、カメラを構えるために両手が塞がっていても、その場で撮影ができるのは便利です。スピーディにテンポ良くシャッターが切れるわけではないので少し慣れが必要ですが、取りあえず周囲の様子を撮影するなら快適です。

描写性能は、今どきとしては珍しいシンプルな12MPカメラで、晴天時にはまずまずの写りながら、屋内や曇天時など光量が足りないとすぐにノイジーになります。思ったよりも画質は良いのですが、過度な期待は禁物。動画のイメージも同様ですが、思ったよりもブレが抑えられているので、歩きながらの撮影も十分活用できます。特に録音性能が強い印象でした。

個人的には、「音声録音だけ」の機能が使えれば面白かったように感じました。動画は連続撮影時間が3分(当初は1分のみ)に限られているので、音声録音のみもう少し長時間録音できたら便利そうだと思います。

また、撮影結果はすべて縦型になります。横向きに寝て撮影すれば横位置にはなりますが、普通にメガネをかけた状態で撮影すると静止画も動画も縦位置での撮影になります。SNSなどには適していると言いますが、「視界を収める」という意味では違和感があります。

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