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土木DXの勘所とは?MODEがセミナー開催、JR東日本や大林建設がBIMの活用を紹介

マイナビニュース / 2024年12月3日 7時30分

そして、同社はレベル2~3を実現するアプリケーションとして、デジタルツインアプリ「CONNECTIA」を開発した。アプリを開発した背景には、建設現場では、3次元モデルを活用することで業務の効率を上げることが期待されているが、実際には導入の障壁が高く、利用が進んでいないことがあるという。

元村氏は、3DモデルであるBIM/CIMモデルの活用が進まない理由として、高スペックなパソコンが必要である点、アプリの収得に時間がかかる点を挙げた。「CONNECTIA」は、メタバースゲームの技術を応用して、これらの課題を解決した。

「CONNECTIA」では、BIM/CIMモデルや地形情報、天群や都市モデルといった動かない情報のほか、現場の中で働く人の位置情報や生体情報、車両や機械の位置情報や稼働状況といった動的データも扱える。

これらのデータは連携基盤で集約して、3Dのインタフェースのアプリケーションで表示する。

同社は、このアプリの効果検証を14つの現場で行ったところ、施工検討や施工計画の負荷が軽減、検討漏れや業務上の手戻りの防止、関係者間の理解の向上や協議の迅速化が見られ、80~90%の工程で10%から50%の効果があるという回答を得たという。
(丸山篤)



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