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「新NISAを利用している」投資家の割合は?【1000人調査】

マイナビニュース / 2024年12月20日 12時13分

昨年の調査結果と比較すると、2023年は株高や物価上昇を象徴する「高」や「上」が上位となっていたほか、紛争・戦争が続く世界情勢を反映した「戦」がTOP10入りしていた。2024年は「乱」が1位、「変」が2位と、株価の乱高下や政治・経済状況の変化を象徴する漢字が上位に並んだ。

○今年1年の投資の損益着地予想

投資家(829名)に、今年1年の投資の損益着地予想を聞いたところ、「大幅にプラス着地」は11.7%、「ややプラス着地」は50.2%で、合計した「プラス着地」は61.9%、「大幅にマイナス着地」は4.2%、「ややマイナス着地」は10.1%で、合計した「マイナス着地」は14.4%と、プラス着地を予想する人が多数となった。

過去の調査結果と比較すると、「プラス着地」と回答した人の割合は、2022年43.8%→2023年56.1%→2024年61.9%と、2年連続での上昇となり、今年は昨年と比べて5.8ポイント上昇した。

年代別にみると、「プラス着地」と回答した人の割合は、20代(64.9%)と40代(64.4%)で高くなった。

○プラス着地の勝因、マイナス着地の敗因は?

今年1年の投資の損益着地予想について、どのようなことが要因だと考えている投資家が多いのか。「プラス着地」の人には勝因を、「マイナス着地」の人には敗因を聞いた。

プラス着地と予想した投資家(513名)に勝因を一言で表してもらったところ、1位「動じない・一喜一憂しない」(34名)、2位「放置・ほったらかし投資」(31名)、3位「長期保有・長期投資」(26名)となった。株価の変動や世界・日本の社会情勢の変化に翻弄されず冷静に判断したことや、短期的な売買を行わない、放置も含めた長期投資のスタンスがプラス着地につながったと考えている人が多いようだ。

マイナス着地と予想した投資家(119名)に敗因を一言で表してもらったところ、1位「円安・ドル高」(8名)、2位「業績悪化・保有株の不振」(7名)、3位「アメリカ大統領選挙」(6名)となった。

○株価の記録的な乱高下、投資家はどのように動いた?

今年(2024年)の8月5日に、日経平均株価は前日比4,451円28銭安と過去最大の下げ幅を記録、しかし翌6日には前日比3,217円04銭高と過去最大の上げ幅を記録し、記録的な乱高下となった。

投資家(829名)に、2024年8月に日経平均株価が大きく下落した局面で、保有投資資産をどのようにしたか聞いたところ、「売却のみ行った」は3.6%、「売却と買い増しの両方を行った」は11.3%、「買い増しのみ行った」は22.7%で、「売却した」(「売却のみ行った」と「売却と買い増しの両方を行った」の合計)は14.9%、「買い増しした」(「買い増しのみ行った」と「売却と買い増しの両方を行った」の合計)は34.0%となった。また、「何もしなかった」は62.4%だった。動かず様子見した人や、反発を期待して買い増しした人が多いのでは。性年代別にみると、「買い増しした」と回答した人の割合は、30代男性(48.9%)が最も高くなった。

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