「新NISAを利用している」投資家の割合は?【1000人調査】
マイナビニュース / 2024年12月20日 12時13分
他方、2024年8月に日経平均株価が大きく上昇した局面で、保有投資資産をどのようにしたか聞いたところ、「売却した」は17.9%、「買い増しした」は21.4%となり、「何もしなかった」は70.7%だった。状況を静観していた人が多いようだ。
年代別にみると、「買い増しした」と回答した人の割合は、20代男性(40.0%)が最も高くなった。20代男性投資家には、さらなる値上がりを予想して買い増しした人が少なくないようだ。
○投資家が選ぶ今年の経済分野の流行語は?
今年、投資家が注目したキーワードやニュースについて質問した。
投資家(829名)に、今年(2024年)の経済分野の流行語(トレンドワードや新興の分野、技術、産業など)だと思うものを聞いたところ、「新NISA/NISA/つみたてNISA」(114名)がダントツとなった。新NISAスタートをきっかけにNISAブームが起きたことを実感している投資家が多いのでは。以降、2位「AI(人工知能)」(55名)、3位「円安」(44名)、4位「半導体」(34名)、5位「トランプ/もしトラ/またトラ」(33名)と続いた。
今年、積極的に投資を進めようと思うきっかけとなったニュースを聞いたところ、1位「新NISA・NISA・つみたてNISA関連」(160名)、2位「アメリカ大統領選挙」(95名)、3位「円安・ドル高」(91名)、4位「物価高・物価上昇」(55名)、5位「株価上昇・株高」(46名)となった。
○来年以降の日本経済成長のために必要だと思うことは?
来年(2025年)以降の日本経済や市場の展望について質問した。
全回答者(1,000名)に、来年以降の日本経済の成長のために必要だと思うことを聞いたところ、「物価高騰の抑制」(31.4%)が最も高くなった。次いで高くなったのは、「持続的な賃金上昇」(28.9%)、「過度な円安の是正」(28.2%)、「減税策の推進」(24.6%)、「ウクライナ情勢の解決」(24.1%)だった。
男女別にみると、「AI・ロボットの普及」(男性20.6%、女性13.6%)は、女性と比べて男性のほうが7.0ポイント高くなった。
年代別にみると、50代では「持続的な賃金上昇」(34.0%)が1位だった。また、60代・70代では、「ウクライナ情勢の解決」(35.5%)と「原油価格の適正化」(33.0%)が全体と比べて10ポイント以上高くなった。
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