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「iタウンページ」が総合ライフポータルへ、誰一人取り残さないサービスを実現

マイナビニュース / 2025年1月20日 15時0分

画像提供:マイナビニュース

タウンページは130年以上の歴史を持つ職業別電話帳だ。その色から"イエローページ"として親しまれてきたが、2026年3月にその役割を終える。そのタウンページの後継サービスであるデジタル版「iタウンページ」への移行が現在、進んでいる。

「iタウンページ」は昨年10月、誰にでも使いやすく、地元のお店や企業と街の人々をデジタルでつなぐ総合ライフポータルとしてリニューアルした。

インターネットにはさまざまな情報があふれているが、ポータルサイトもたくさんある。そうした中、iタウンページはどのように差別化を図り、どんな戦略で臨むのか。NTTタウンページ代表取締役副社長の河口哲雄氏に話を聞いた。

電話帳の役割を引き継ぎ、総合ライフポータルサイト「iタウンページ」へ

iタウンページのリニューアルは、2026年3月の紙のタウンページ終了を受け、電話番号検索中心のインターネット電話帳の役割から、電話帳の利用者やインターネットに不慣れな方にも安心して使ってもらうために行ったものだ。

NTTタウンページは数年前から、ホームページサービスの「デジタルリード」、マーケティングデータの「タウンページデータベース」、ECやWeb広告などのメニューを持つデジタルマーケティングツールといったデジタル事業に軸足を移してきた。今回、地元を支える「総合ライフポータルサイト」として、iタウンページを新たに展開していく。

イメージキャラクターには多部未華子さんを起用し、「今後はデジタルマーケティング全般を守備範囲にしていく」と河口氏は意気込む。
特徴は「日本最大級の情報量、信頼性、エリア検索」

iタウンページが目指すのは「総合ライフポータル」だ。紙の時代の長所や資産を継承しながらも、データ量、信頼性、エリア検索などの特徴を備えている。

データ量では、「日本最大級」(河口氏)という約570万事業者を擁し、8000種の業種に細分化しており(2024年10月現在)、「iタウンページは圧倒的に情報量が多く、当社の価値は情報量自体にあります。収益のみにとらわれず、全ての事業者をiタウンページに掲載します」と河口氏は自信を示す。

信頼性もタウンページから受け継いだ強みだ。事業の実在確認、弁護士や病院など資格や免許の確認は、紙の時代の掲載基準を踏襲している。

検索機能にはオンラインならではの工夫を盛り込んだ。「ラーメン 新宿」といったエリア情報を含む検索ワードは目的が明確で、iタウンページの事業者への送客につながるため重視したという。「近所にこんな店があったんだという発見をお届けするため、エリア検索のUI、エリアと業種の検索で上位表示されるように工夫しました」と河口氏は説明する。

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