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船橋市×若者の共創、「オープンデータが拓く地域課題の解決策」の舞台裏

マイナビニュース / 2025年2月5日 13時0分

NTT東日本をファシリテーターとして選んだ理由について鈴木氏は、「これまでNTT東日本さんとは防災分野をはじめ、さまざまな分野で長年協力関係を築いてきました。加えて、2023年9月1日には『DX推進に関する事業連携協定』を締結しています。こうした背景から、『船橋市オープンデータアイデアソン』でも協力をお願いしました」と説明した。

さらに、同イベントでのファシリテーターとしての役割について、「参加者の議論を活性化させるように促してもらい、そのおかげで参加者全員が意見を出すようになり、議論の質を一層深めてくれたと感じています」と感謝の意を示す。

続けて、「先述した通り、現在アプリの構築が進行中です。フォローが必要になった際には、具体的な技術支援や専門的なアドバイスを通じ、アイデアの実現可能性を高めていければと思っています。オープンデータアイデアソンに限らず、行政の効率化や地域課題の解決といった多岐にわたる分野において、共創しながら新たな価値を生み出していければ嬉しいです」と今後のNTT東日本への期待を語った。
参画の経緯は

次にNTT-ME 千葉ブロック統括本部 千葉エリア統括部 エリアプロデュース担当課長を務める小松毅史氏と、当日ファシリテーターとしても参加した同統括部のサービスセンタ(京葉G)所属の弓長建太氏に話をうかがう。

まず「船橋市オープンデータアイデアソン」開催に携わった経緯として、小松氏は「2022年からDXによる課題解決力を向上させるため、船橋情報ビジネス専門学校とDX教育で協業しているのですが、先生方とは『いつか地元の課題を取り上げたい』ということをよく話していました。そのような中で、船橋市デジタル行政推進課の方から本イベントを紹介してもらい、私たちが掲げるDX教育の目的と合致する点も多いことから、今回参加することになりました」と振り返る。
ファシリテーターとしては何点?

弓長氏はファシリテーターとして参加した際、「グループに交じって解決策を作り上げていく過程を経験したり、自分では考えつかないような解決策を聞いたりなど、自分自身も多くの学びを得られました」と話す。

ファシリテーターとして心がけたことについては「議論が円滑に進むような意見の出し方やアイデアのグループ分けを意識して臨み、加えて参加者たちが自由な発想をたくさん出せるような雰囲気づくりにも注力しました」と振り返る。

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