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受賞選定がタイトル人気に依存? 「eスポーツアワード」第2回で改善された点と残る課題

マイナビニュース / 2025年1月19日 13時5分

画像提供:マイナビニュース

2025年1月15日、パシフィコ横浜国立大ホールにて、eスポーツ関係者を表彰する「JAPAN eSPORTS AWARDS 2024(eスポーツアワード)」が開催されました。このアワードは、2024年のeスポーツシーンで活躍・貢献をした選手やチームを表彰するもので、今回で2回目となります。前回の会場は、有楽町の東京国際フォーラムでしたが、今回は横浜市が共催しており、パシフィコ横浜で実施されました。

前回は、ノミネートされた選手やチームが登壇し、その中から受賞者を発表する方式でしたが、今回からはノミネート者全員が受賞する形式に変更されました。特に前回はスケジュールの関係上、ノミネート者のほとんどが欠席し、唯一来場した選手が受賞できないケースもあり、アワードに出席してもらう意味を問われていました。その点、今回は改善されたと言えます。

また、前回は授賞式のみの実施でした。そのため、ファンにとってはチケットを購入してまで来場する意味を見いだすのが難しかったのですが、今回は授賞式の前にイベントや展示ブースを用意していました。

オープニングと同時に行われたのは、受賞者の会場入りです。レッドカーペットが敷かれたエントランスからインタビュースペースまで練り歩き、ファンはそのレッドカーペットの真横から選手の様子を見ることができます。普段、見慣れた選手が正装を纏い、目の前を通過する機会はめったにないことなので、ファンにとってはうれしい演出だったのではないでしょうか。

会場ホワイエには協賛企業の展示ブースを展開。ソニーブースでは「INZONEラウンジ」と「NURO光ラウンジ」の2つが用意され、各eスポーツタイトルを体験できるように試遊台を設置していました。

日本郵政ブースは、ファンに手書きのメッセージを送れるラウンジを展開。ゆるキャラのぽすくまも来ていました。

ベルクブースでは、ベルクオリジナルのエナドリとタブレットを販売。ベルクがスポンサーを務めるゲーミングチーム「FAV gaming」ストリートファイター部門の選手も来場しており、プロ選手との対戦や写真撮影などが行われました。

日本eスポーツアワードブースでは、eスポーツチームのグッズ販売と、選手とのミート&グリーティングを実施。開場は13時で授賞式は17時からでしたが、それらのブースを見て回っていたら、あっという間に授賞式の時間になりました。

11時からは、関係者向けにeスポーツビジネスフォーラムを開催。配信技研の中村鮎葉氏やREJECTの野山嶺氏などが登壇したほか、最後は登壇者によるパネルディスカッションも行われ、今後のeスポーツ展望と課題について話し合われました。

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