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「熟年離婚してよかったと思っている」女性は男性よりも16%多いと明らかに - 理由は?

マイナビニュース / 2025年2月8日 8時58分

画像提供:マイナビニュース

「ツナグ離婚弁護士」を運営するClamppyは2月4日、熟年離婚(20年以上の婚姻期間を経ての離婚)に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は2024年11月25日~12月9日、熟年離婚を経験している1335名を対象にインターネットで行われた。
○熟年離婚のメリット・デメリット

熟年離婚をして感じたメリット・デメリットについて、全体の集計は以下のようになった。

全体的に見ると「金銭的に楽になった」「親戚付き合いがなくなった」といったことが主なメリットとして挙げられている。デメリットに関しては「デメリットはない」とした回答が最も多く35%、次いで「家事が大変になった」「孤独を感じるようになった」といった意見が多くあった。ただし、男女別にメリットデメリットを見ると、ランキングは大きく異なる。

メリットでは、男性のランキングは1位が「金銭面で楽になった」、2位は「親戚付き合いがなくなった」、3位は「仮面夫婦を演じる必要がなくなった」と全体と変わらないものの、女性では1位が「仮面夫婦を演じる必要がなくなった」、2位は「親戚付き合いがなくなった」、3位は「金銭面で楽になった」となった。

デメリットについても、男女ともに全体のランキングとは異なる結果となった。男性は1位が「家事が大変になった」、2位に「孤独を感じるようになった」が入り、「デメリットはない」が3位となった。

女性は1位が「デメリットはない」、2位が「金銭面で不安が出てきた」、3位に「現在の家に住めなくなった」が入っている。
○女性は男性の8倍も金銭面に不安

「金銭面の不安」を挙げた女性は、男性の約8倍いるとわかった。「熟年離婚して実家に帰ってきてから、夜勤やタイミーしか雇ってくれる会社がありませんでした」(40代女性)、「1人で稼がなくては行かないし、スキルも何も無いし、年齢的にも高齢なのでそれなりの稼ぎにしかならなく、金銭面で不安ではある」(50代女性)、「自分の収入と相手の収入があったが、自分の収入だけで生活していかないといけなくなりました」(40代女性)といった声が寄せられている。

離婚して実家に戻った場合や、それまで仕事をしていなかった場合は離婚後に仕事を探さないといけないが、熟年離婚後の40~50代では、中々働き口がなく苦労している人が多いようだ。また、これまで相手と自分の収入を合わせて生活費にしていたのに、これからは自分ひとりの稼ぎで暮らしていかないといけないことに不安を感じている人もいた。このことから男性に比べて女性の方が、パートナーの収入に頼っている人の割合が多いとわかる。

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