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「年収1200万円」「年収800万円」「年収400万円」手取りはいくら違うのか比較してみた

マイナビニュース / 2025年2月5日 11時15分

協会けんぽの令和6年度の東京都の介護保険料率は1.6%となっており、健康保険と合わせて11.58%となります。保険料は会社と折半して負担するため、従業員の負担は5.79%となります。
*厚生年金保険料

厚生年金は、会社員や公務員が加入する公的年金制度です。厚生年金に加入することで、国民年金にも加入していることになり、国民年金(基礎年金)とその上乗せである報酬比例部分の年金を受け取ることができます。

厚生年金保険料は、標準報酬月額(月給)および標準賞与額(賞与)に保険料率をかけて計算します。現在、厚生年金保険料率は18.3%で固定されています。保険料は会社と折半して負担するため、従業員の負担は9.15%となります。
*雇用保険料

雇用保険は、失業時に受け取れる失業保険の給付や職業訓練のための給付などを行う制度です。令和6年度の労働者負担の雇用保険料率(一般事業)は0.6%です。

雇用保険以外は標準報酬月額にそれぞれの保険料率をかけて保険料を出しますが、雇用保険は給与の支給額に雇用保険料率をかけて保険料を算出します。

計算方法に多少の違いはありますが、従業員負担の保険料率をすべて合計すると、40歳未満は14.74%、40歳以上は15.54%となります。そのため、社会保険料を大まかに求めるときには15%で計算してもいいでしょう。
「年収1200万円」「年収800万円」「年収400万円」の手取りを計算

「年収1,200万円」「年収800万円」「年収400万円」のそれぞれについて、単身者と4人家族(配偶者と子2人)の2パターンの手取りを計算してみました。
年収1200万円の手取り

<単身者>
月収100万円、協会けんぽ(東京都)加入、40歳

*所得税および復興特別所得税
125万3,471円

*住民税
82万300円

*健康保険料・介護保険料
68万904円

*厚生年金保険料
71万3,700円

*雇用保険料
7万2,000円

*社会保険料(合計)
146万6,604円

*手取り
845万9,625円

<4人家族>
月収100万円、協会けんぽ(東京都)加入、40歳
配偶者(パート: 年収103万円以下)、小学生の子ども2人

*所得税と住民税について
納税者の所得金額が1,000万円を超えるので、配偶者控除は適用されません。
子ども2人は16歳未満なので、扶養控除の適用はありません。

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