1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

札幌を舞台に大熱狂の5日間! 『Apex』世界大会「ALGS Year 4 Championship」現地レポート

マイナビニュース / 2025年2月7日 16時37分

会場では、さまざまなチームのフラッグがはためき、応援コールが鳴り響きます。「Fnatic」へのコールはもちろんのこと、初日から「Let's Go EXO!!」のコールを送り続けていた「EXO Clan」の応援団など、海外チームのファンもそれぞれ集まって存在感をアピールしていました。中国チームが出場する大会配信のコメント欄でよく見かける、中国語の「加油(ジャーヨウ/がんばれ)!」という声援も聞こえてきます。

自由席のため、あくまで各チームのファンは「だいたいこのあたり」という集まり方をしています。ただ、他チームのファンが隣り合っていてもバチバチした雰囲気ではなく、むしろお互いの応援コールにも参加し合うような、平和で温かい盛り上がり方をしていました。

試合はマッチ5終了時点で、「Team Falcons」と「Alliance」がマッチポイント点灯。マッチを重ねるごとにマッチポイント点灯チームが増え、ヒリヒリとした緊張感が増していきます。そうしたなか、「Fnatic」はマッチ7で50ポイントに到達。マッチポイント点灯し、次の試合から優勝のチャンスが生まれます。

しかし、このマッチ7の最終盤は、すでにマッチポイント点灯している「Team Falcons」と「Alliance」の2チームと、点灯していない「GoNext」の三つ巴に。ついに優勝が決まってしまうかと思われたところ、点灯チームのチャンピオンを「GoNext」が阻止。まだ試合が続くことが確定し、満席の客席が大歓声で沸き立ちました。

マッチ8を終えた時点では、すでに9チームがマッチポイント点灯。観客は、一つひとつのファイトを、手に汗握る思いで見守ります。そして、9マッチ目で再びチャンピオンを獲得したのは「GoNext」。命運を分けたマッチ7で他チームの優勝を阻止し、そのうえにもぎ取ったドラマチックな勝利で「GoNext」が見事優勝に輝きました。

残念ながら「Fnatic」の優勝は叶わず、総合10位という結果になりました。ただ、最終日のFINAL ROUNDで日本チームを応援できたことも、最後のマッチまで日本チームの優勝を祈りながら観戦できたことも、「Fnatic」の活躍あってこそ。自国開催という大きなプレッシャーを背負いながらも、すばらしい活躍を見せてくれました。

今回の札幌開催における盛り上がりは想像以上のもので、来場者はもちろんのこと、海外チームやさまざまな関係者などのSNSからも、かなりの好評を得ていることがうかがえました。近い将来、また日本が開催地に選ばれること、そして日本チームの優勝が見られることを願っています。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください