1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

ソフトバンクが第3四半期決算を発表、説明会ではOpenAIとの連携についての質問が相次ぐ

マイナビニュース / 2025年2月10日 21時13分

画像提供:マイナビニュース

ソフトバンクは2月10日、2025年3月期第3四半期の決算を発表した。同日に開催された決算説明会では、代表取締役社長 執行役員 兼 CEOの宮川潤一氏が登壇して決算内容の説明にあたった後、記者/アナリストからの質問に対応した。質疑応答では、先日発表されたソフトバンクグループとOpenAIとの連携について、多くの質問が寄せられた。

第3四半期までの累計の業績は、売上が前年同期比7%増の4兆8,115億円。営業利益は同じく12%増の8,219億円で増収増益という結果になった。セグメント別にみても、全セグメントが増収増益となっている。純利益は4,366億円で、やはり7%の増益だ。

2024年度通期の業績予想に対しても、営業利益が進捗率87%、純利益では86%と、余裕をもって達成できそうな見通し。とくにファイナンスセグメントでは11月に上方修正済みの通期予想に対しても130%と大幅達成となっている。

○コンシューマ事業

コンシューマ事業の累計売上は、3%増収の2兆1,810億円。モバイル売上は256億円の増加で、2023年度後半からの増収傾向が定着した格好だ。また、通信以外の領域を広げていくという「ビヨンドキャリア戦略」が実を結び、物販等の売上が384億円の増加となっており、「強い企業構造になってきた」と宮川社長は胸を張った。営業利益は4%増益の4,405億円。

スマートフォンの契約数は、全ブランド合算で前年同期比4%増の3,127万件。「ソフトバンク」「ワイモバイル」の両ブランド間の移行の収支も、第2四半期に続いてソフトバンクへの移行がワイモバイルへの移行を上回っており、通期でも同様の結果を見込んでいるとのこと。全ブランドでの契約純増による顧客基盤の拡大だけでなく、付加価値の高いソフトバンクブランドへの移行が進むことで、ARPUの改善にも努めていく考えだ。

質疑応答の中では、ブランド移行について、「移行は、将棋で歩を打って“と金”に成っていくようなもの。ワイモバイルはお客さまを集めやすくて、その中にはペイトクがきっかけで“と金”になるお客様が出てきます」と、まずは自社の顧客として確保することが優先で、そこから高付加価値サービスをつなげる高単価ユーザーに育てるという戦略を示した。

これに関連して「ほかのものが値上げをする中、通信業界だけが常に値下げの議論をしている。我々も取引先(下請け先)からの値上げ要望に対しては『許容できない』となってしまう。好循環になるように正常化してほしいと思っています」という発言もあった。別の質問を受け、電気代のコスト上昇、人件費のベースアップ、取引先/取引先従業員との関係維持などを迫られる中、5G/6Gへの投資が抑制されて技術面の優位が失われつつある現状に警鐘を鳴らし、「物価に合わせた値上げはどこかでやらなければならないが、ソフトバンクが先陣を切るのは勇気がいる。すぐには動くつもりはないが、声を上げるつもりではいる」と語っており、現在の料金を維持するのにも限界があるという考えのようだ。
○エンタープライズ事業

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください