『ライオン・キング』 ジョン・ファヴロー監督来日インタビュー/Interview with Jon Favreau about “The Lion King”

NeoL / 2019年8月8日 17時0分

『ライオン・キング』 ジョン・ファヴロー監督来日インタビュー/Interview with Jon Favreau about “The Lion King”



1994年に公開されたアニメーション映画『ライオン・キング』の“超実写版”が、8月9日に日本公開される。『美女と野獣』や『アラジン』など名作アニメーションの実写化を模索し続けるディズニーが、アフリカの大地を舞台にした動物たちの物語『ライオン・キング』を新たに制作すると聞いて、驚いたファンは少なくないだろう。メガフォンを執ったのは、大ヒットを記録した『アイアンマン』シリーズ(監督・製作総指揮)をはじめ、多くの映画ファンに愛される『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』(製作・脚本・主演)や、最近ではNetflixの料理番組も手がけるヒットメーカー、ジョン・ファヴロー。キャストにチャイルディッシュ・ガンビーノことドナルド・グローヴァーやビヨンセらを迎え、美しく緻密な映像で誰にも想像できなかった新しい名作を完成させた。いかにして超実写版が実現したのか、そして、“自然界の命は大きな環でつながっている”という命あるものへの敬意に満ちた作品のテーマ「サークル・オブ・ライフ(生命の環)」が今の時代に意味することは何なのか、公開を前に来日した監督に話を聞いた。(→ in English)



――なぜ今この時代に『ライオン・キング』を制作しようと思ったのですか? 美しい作品として既に知られている物語を再び伝えることに、どのような意味を感じましたか?


ジョン・ファヴロー監督「確かに25年前のオリジナル版は美しい作品だと思う。でもディズニーは近年、自社の名作アニメーションの実写化を模索しており、特にここ日本ではとても人気があるんだ。観客にも大好きな物語を新たなメディアで楽しみたいという好奇心があるようだね。もちろん、本作は新たなメディアではなくアニメーションなわけだが、アニメーション作品でありながらも、他の実写映画と並べても違和感がないような作品を作ることを試みたんだ。非常にうまくいったので、しばし“実写版”と呼ばれているほどだよ。でも実際には、観客が観ているものの中に実写はまったくない。撮影したものは一切ないんだ」


(註:この取材の数日後、監督はインスタグラム(https://www.instagram.com/p/B0ZE0wFFxxd/)で実際に撮影したカットを1つだけ忍び込ませていたことを公表した)



――本当に美しい映像でした。


ジョン・ファヴロー監督「同じ物語を繰り返し伝えるという概念については、実は映画の初期の時代から存在していたんだ。ただ『ライオン・キング』の場合は、今もなお人々の心に深く響いている作品であるだけに難しかった。オリジナル版を繰り返し観て育った人たちは、そのすべてを熟知しているからね。隅々まで知り尽くしている彼らを怒らせないためには、本作で変更できることは非常に限られていた。そこで僕らはストーリーに劇的な変更を加える代わりに、技術やキャスト、作品のトーンなどを変えたんだ。舞台版やアニメーション版の代わりとしてではなく、異なる手法で『ライオン・キング』を制作するという任務を遂行できていたらうれしいよ」


――監督が手がけた実写版の『ジャングル・ブック』(2016)と今回の超実写版の『ライオン・キング』では、制作する上でどのような違いがありましたか?


ジョン・ファヴロー監督「違いは大きかった。オリジナル版の『ジャングル・ブック』について僕が記憶していたのは、素晴らしい映画だったということだけ。でも見直してみると、オリジナル版には改善の余地があったんだ。僕らの世代は映画をビデオで繰り返し観て育ったわけではない。数回観ただけなので、曲やキャラクターは覚えていても、ストーリーの細部まで熟知しているわけではないんだ。一方の『ライオン・キング』は、ミレニアル世代が何百回も観て育った作品だからね。彼らはすべての台詞を覚えているし、物語も素晴らしいので、改善の余地はない。だから、本作では変更を加える自由があまりなかったんだ」


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A FUTURE KING IS BORN – In Disney’s all-new “The Lion King,” Simba idolizes his father, King Mufasa, and takes to heart his own royal destiny. Featuring JD McCrary and Donald Glover as young Simba and Simba, “The Lion King” roars into U.S. theaters on July 19, 2019. ©2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.[/caption]



――ドナルド・グローヴァーとビヨンセがシンバとナラの声を演じると知って、とても楽しみにしていました。プンバァ役のセス・ローゲンやティモン役のビリー・アイクナーの声の演技も素晴らしかったです。彼らをキャスティングした理由は?


ジョン・ファヴロー「僕はあらゆるタイプの映画を手がけてきた。小規模の作品もあれば大作やスーパーヒーロー映画もあり、ディズニー映画もあって… でも一つだけ言えるのは、僕はすべての作品のキャスティングにおいて、とても良い目を光らせてきたつもりだ。自分が役者としてスタートしたからかもしれないが、僕は俳優の中にある才能や、役を上手く演じられる可能性について、とても敏感なんだ。主演のチャイルディッシュ・ガンビーノことドナルド・グローヴァーとビヨンセのことは、我が家の子どもたちが彼らのファンだったので知っていたんだよ」


――本作でパパの株が上がりましたね。


ジョン・ファヴロー「そうだね(笑)。息子は部屋にドナルドの写真を貼っているし、よく車で送り迎えするときに彼の曲を聴いているんだ。娘たちと妻はビヨンセが大好き。だから僕も彼らの音楽にどっぷりと浸かっていた。僕は52歳だから、(子どもたちがいなければ)彼らの魅力に触れる機会はなかっただろう。若者や子どもたちの目を通して世界を見ることで、若さを保ち、最新情報に敏感でいられるし、オープンな心を持つことができる。そのおかげで、本作では我々の文化にふさわしい、才能あふれる役者たちと仕事をすることができたんだ」


――素晴らしかったです。特に本作におけるナラの描写が気に入りました。


ジョン・ファヴロー監督「わかるよ。あの役は(オリジナル版よりも)大きな存在にしたんだ」


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THE LION KING - Featuring the voices of Donald Glover as Simba, Seth Rogen as Pumbaa, and Billy Eichner as Timon, Disney’s “The Lion King” is directed by Jon Favreau. In theaters July 19, 2019. © 2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.[/caption]


――人間が出てこない映画については、どのように思われますか?


ジョン・ファヴロー監督「もし人間の表情をコンピューターで表現しようというのであれば、その必要はないだろう。しかしながら、アニメーション作品においては、人間の演技をキャプチャーするという本作の手法は最適だと思うんだ。通常は役者がマイクに向かって台詞を話し、アニメーターが自分の顔を鏡で見ながら表情を決めていく。アニメーターは漫画っぽい表現をしがちなので、結果的に大げさな演技が増えるんだ。でも、本作のビリー・アイクナーとセス・ローゲンとドナルド・グローヴァーのシーンは、彼らが実際に演技する様子を撮影して、その映像をインスピレーションにしてアニメーションが作られた。モーションキャプチャーと同じような方法だから、役者は自分の演じる役の表情をもっとコントロールすることができるんだ」


――俳優として、人間が出てこない作品に脅威は感じませんか?


ジョン・ファヴロー監督「感じないよ。脅威を感じることは他にあるからね(笑)」


――劇中の音楽も素晴らしかったです。ビヨンセとチャイルディッシュ・ガンビーノのデュエットを聴いて感動しました。ファレル・ウィリアムズも5曲をプロデュースしたそうですね。


ジョン・ファヴロー監督「彼は常に作曲家のハンス・ジマーと一緒にいたんだ。ハンスの相棒のようだったよ」


――さらにビヨンセとエルトン・ジョンが新曲を提供したほか、チャンス・ザ・ラッパーも参加したと聞きました。


ジョン・ファヴロー監督「チャンス・ザ・ラッパーは”The Lion Sleeps Tonight”で歌っているし、他にもちょこちょこと声の出演をしているんだ。彼は『ライオン・キング』が大好きだから、ドナルドを通して協力してくれることになった」


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THE LION KING - Featuring the voices of John Oliver as Zazu, and JD McCrary as Young Simba, Disney's "The Lion King" is directed by Jon Favreau. In theaters July 19, 2019...© 2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.[/caption]


――本作の音楽を作る上でのこだわりは?


ジョン・ファヴロー監督「音楽もまた、僕からすれば(オリジナル版のものが)完璧だった。でもハンス・ジマーいわく、オリジナル版を制作した当時は時間も予算も限られていて、多くの楽器はデジタルの音源が使用されていたそうだ。だから本作は彼にとって、フルオーケストラで劇伴を録音し直す機会となった」


――そうだったんですね。


ジョン・ファヴロー監督「ファレルと僕は音楽について何一つ変更したくなかったんだけど、オリジナル版を手がけたハンスは変化も受け入れていた。ビヨンセの新曲”Spirit”については、曲を聴いた彼の方から『この曲は劇中に入れよう』と言われたんだ。僕らはオリジナル版に忠実に描こうと思いがちだったのだが、実際にオリジナル版に携わった人がいたおかげで、自分たちにどれだけの自由があるのか気づくことができた。ハンスはオリジナル版のときも制作プロセスが場当たり的だったことを覚えていたんだ。僕らからすると完璧な映画に思えるけれど、当時のスタッフは何も予測できていなかった。とても難しくて奇妙なプロセスを経た結果、あの美しい映画が完成したんだ」


――監督がビヨンセに新曲の制作を依頼したのですか?


ジョン・ファヴロー監督「そうではなくて、ビヨンセは『ライオン・キング』の物語が本当に大好きなんだよ。双子を産んだばかりで、(長女の)ブルー・アイヴィもいて、彼女は母親として、そして妻として、人生の今の時点で本作のテーマとのつながりを求めていた。そこで本作にインスパイアされた楽曲からなる『The Lion King: The Gift』というアルバムを発表したんだ。僕からは劇中の会話部分を提供したのだけど、彼女はそれをアルバムに組み込んでくれた。僕とハンスはアルバムを聴かせてもらって、収録曲の”Spirit”を劇中に入れることになった。僕らはあの曲をエンドロールではなく、本編に入れたかったんだ」


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THE LION KING - Featuring the voices of JD McCrary as Young Simba, Billy Eichner as Timon and Seth Rogen as Pumbaa, Disney’s “The Lion King” is directed by Jon Favreau. In theaters July 19, 2019. © 2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.[/caption]


――劇中には『美女と野獣』を思わせるシーンもありますね。あれは監督のアイデアですか?


ジョン・ファヴロー監督「そうだよ(笑)」


――オリジナル版が制作された25年前とは多くのことが変わりました。SNSなどの登場で世界は小さくなったようでいて、同時に、これまでになく分断されています。本作はいろんな意味でたくさんの人をインスパイアするのではないかと思いますが、監督自身が本作を通して伝えたかったことは何ですか?


ジョン・ファヴロー監督「おとぎ話の良いところは、各世代の人たちが隠喩的なストーリーから違ったものを見出せること。それが良質な神話であれば、世代によってさまざまな響き方をするだろうけれど、そこには一つの真実があるはずだ。過去25年の間に多くのことが変わった。確かにテクノロジーは僕らを分断し兼ねないが、同時に人々を一つにもしてくれるだろう?そして、SNSによってみんなとつながることができる一方で、確執や個々の違いが誇張されてしまうこともある。SNSはまだ新しいものだから、ネガティブなことほどすごい速さで広まるんだ」


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THE LION KING - Featuring the voices of James Earl Jones as Mufasa, and JD McCrary as Young Simba, Disney's "The Lion King" is directed by Jon Favreau. In theaters July 19, 2019...© 2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.[/caption]


――その通りですね。


ジョン・ファヴロー監督「まだ新しい存在だからこそ、僕らはそれをうまくコントロールしていく必要がある。でも君が言う通り、本作のような映画を一緒に体験することで、テクノロジーによって感動したり、周りの人との絆を感じたりできるはずだ」


――監督にとって、本作のテーマである“サークル・オブ・ライフ(生命の環)”が意味することは?


ジョン・ファヴロー監督「サークル・オブ・ライフとは、人がお互いに対して感じる責任のことでもあり、環境的なものを含め、次なる世代に何を残せるかということでもあるんだ。そして、自分たちが前の世代から何を受け継ぎ、自分たちに代わって生きていく子どもたちに何をつないでいくかということもまた、サークル・オブ・ライフだと思う。『ライオン・キング』の舞台は動物の王国だから、一つの文化に限定せず、人類が共有できる普遍的な価値観を示すことができるんだよ」





text Nao Machida


『ライオン・キング』
8月9日(金)全国公開
Disney.jp/LionKing2019
映画、演劇、音楽と頂点を極めた「ライオン・キング」が、 世界最高峰の“キング・オブ・エンターテイメント”へと進化する。それは圧巻の名曲の数々と、実写もアニメーションも超えた“超実写版”映像による、映画の世界に入り込むような未知の映像体験!父を失い、王国を追放された子ライオン<シンバ>は、新たな世界で仲間と出会い、“自分が生まれてきた意味、使命とは何か”を知っていく。王となる自分の運命に立ち向かうために…。すべての人に“生きる意味”があると気づかせてくれる壮大な物語が、この夏、全人類の心をふるわせる──。


監督:ジョン・ファヴロー オリジナル・ソング:エルトン・ジョン、ティム・ライス 声の出演:ドナルド・グローヴァー、ビヨンセ
原題:Lion King  全米公開:2019年7月19日 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン 
© 2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.




(This interview is available in English)








――Perhaps it's a question a lot of people ask you, but why “The Lion King” now? In what way did you find it meaningful to retell a story that has already been told in such a beautiful way?


Jon Favreau: I do think it was told in a beautiful way 25 years ago. But Disney has been exploring translating their classic films into live action versions, and they have been very popular specifically here in Japan. There seems to be a curiosity for people to see the story that they love told again in a new medium. Now, of course ours wasn't a new medium, it was animation, but we had to make it appear to be live action. And so that became part of the experiment if we could take something that was animated and make it sit alongside a catalog of films that are live action, so much so that they often referred it was a live action version. But in fact, nothing you are seeing is live action at all. There is no photography.


――It was amazingly beautiful!


Jon Favreau: And the notion of telling stories over and over again has been a part of cinema since the beginning. I think the difficulty with this one is that it's still so resonant, because people who grew up with it have seen it so many times that they know everything about it. And so we were very limited as far as what we could change without upsetting people who know every beat of it. So instead of changing the story dramatically, we changed the techniques by which we presented it, the cast and the tone. Hopefully it fits the task of making it in a different way, but in no way replacing the stage show or the cartoon.


――What was the difference between retelling "The Jungle Book" and "The Lion King"?


Jon Favreau: It's very different. Because my memory of "The Jungle Book" was a fantastic movie but when you look at it again, there was room for improvement in the old one. And also my generation didn't grow up watching it over and over again on videotape. We saw it a few times so we remember the song and characters, but we don't know every single beat of the story. And "The Lion King," these Millennials have watched it hundreds of times. They know every line and the story is great, there is no room for improvement. So I had a lot less latitude to take liberty with the story.


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A FUTURE KING IS BORN – In Disney’s all-new “The Lion King,” Simba idolizes his father, King Mufasa, and takes to heart his own royal destiny. Featuring JD McCrary and Donald Glover as young Simba and Simba, “The Lion King” roars into U.S. theaters on July 19, 2019. ©2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.[/caption]


――Could you tell us a bit about the voice cast? I was very excited when I found out that Donald Glover and Beyoncé were in it as Simba and Nala. And Seth Rogen and Billy Eichner who played Pumbaa and Timon respectively were great, too.


Jon Favreau: I make all sorts of different types of movies; small movies, big movies, superhero movies, Disney movies... But the one thing I think I bring to all of them is that I have a very good eye for casting, and I recognize talent in others and the potential to be really good in a role. Maybe because I was an actor, so I'm very sensitive to those characteristics. And I knew Childish Gambino/Donald Glover and Beyoncé who played the two main roles because I have kids. I was introduced to them through my kids connecting with them.


――You scored some points!


Jon Favreau: [Laughs] Yes! My son had Donald's picture up on his wall from his album. I would listen to the music through him or if I drove him in the car I would listen to the music. And my daughters and my wife all love Beyoncé. So I had been immersed in that. I'm 52 years old now, I don't think I would have exposed to this (without them.) And so connecting and being able to see through the eyes of younger people, seeing the world through the eyes of your children is such a way to keep you youthful, current and open-minded. And here, I was rewarded by getting to work with these talented performers who are so relevant to our culture.


――It was fantastic. I especially loved the way you depicted Nala.


Jon Favreau: Yes, how we expanded that role? Yes.


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THE LION KING - Featuring the voices of Donald Glover as Simba, Seth Rogen as Pumbaa, and Billy Eichner as Timon, Disney’s “The Lion King” is directed by Jon Favreau. In theaters July 19, 2019. © 2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.[/caption]


――As an actor, what do you feel about the film without any human character?


Jon Favreau: Well, if you are saying is competing with human faces on there, yes, that I don't think there is any reason to replace humans with computers. However, if you are going to do animation, what a great way to capture the performance of the human, because usually, what happens is you just say your lines into a microphone. And then the animator looks at their own face in the mirror and makes choices how the actors are going to act. So you get a lot of exaggerated performances, because animators tend to do cartoon-y expressions. But when we filmed Billy Eichner, Seth Rogen and Donald Glover, we would film them on videotape performing together and let those choices inspire the animation, much the same way that you do motion captures. So you actually have a lot more control over the performance of your character.


――You are not threatened by the films without any human character?


Jon Favreau: No. I'm threatened by other things [laughs.]


――The music was also great in this film. I was really excited to hear Beyoncé and Childish Gambino singing together. You even got Pharrell Williams produce five songs?


Jon Favreau: Yeah, he was there always with Hans. He was like partners with Hans Zimmer.


――And Beyoncé even wrote a new song, and Elton John wrote a new song. I heard that Chance the Rapper was somehow involved as well.


Jon Favreau: He's singing in "The Lion Sleeps Tonight" and he did a lot of little voices. So he's been a friend of the family through Donald because he loves "the Lion King" so much.


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THE LION KING - Featuring the voices of John Oliver as Zazu, and JD McCrary as Young Simba, Disney's "The Lion King" is directed by Jon Favreau. In theaters July 19, 2019...© 2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.[/caption]


――What were you particular about making the music for the new "Lion King"?


Jon Favreau: Well, again, the music was so perfect to me. But to Hans Zimmer, they were rushed and they didn’t have a big budget on the first one. So a lot of those instruments were digital. And so he got the opportunity to come back with the full orchestra and redo all the music.


――I see.


Jon Favreau: And also, Pharrell and I didn’t want to change a thing, but because Hans was around the first time, he was very open to change. When he heard Beyoncé's new song "Spirit," he said "we can fit that into the movie." So it's nice to have somebody who was there for the original to help you understand how much freedom you had, because we tended to want to be very respectful to the original. He was there for the original. He remembers how haphazard the process was even then. Even though now we are thinking of it as a perfect movie, for the people who worked on it, none of that was inevitable. It was a very difficult strange process that led to a beautiful movie.


――Did you ask Beyoncé to write a new song?


Jon Favreau: No. So she really loves the story of "The Lion King." She had just had the twins, and she has Blue Ivy. So she is a mother and a wife and she felt at this point of her life, she wanted to connect with those themes. And so she just released a whole album called "The Lion King: The Gift" of songs inspired by the movie. I gave her all the dialogue of the film and she worked it into this album. It's out now. It’s great with a lot of African music and new musicians. But one song "Spirit" she played for us, and me and Hans wanted to put it in the film and not just be in the end credits, but in the body of the film.


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THE LION KING - Featuring the voices of JD McCrary as Young Simba, Billy Eichner as Timon and Seth Rogen as Pumbaa, Disney’s “The Lion King” is directed by Jon Favreau. In theaters July 19, 2019. © 2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.[/caption]


――The movie even had that little "Beauty and the Beast" moment. Was that your idea?


Jon Favreau: Yes [laughs.]


――Things have changed a lot since the original film was released 25 years ago. It seems that the world is getting smaller especially with social media, but at the same time, the world right now is more divided than ever. I think this movie would inspire a lot of people in many ways, but what is the message that you wanted to convey through this film?


Jon Favreau: What’s nice about fairytales is that it speaks metaphorically and each generation sees different things. If it's a good myth, it will speak to each generation differently but still have truth. And I think a lot has changed in 25 years. It's interesting because technology can divide us and also bring us together, right? Social media brings us together because it connects us all, but also exaggerates conflict and differences. So negative things travel much more quickly, because it's still new.


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THE LION KING - Featuring the voices of James Earl Jones as Mufasa, and JD McCrary as Young Simba, Disney's "The Lion King" is directed by Jon Favreau. In theaters July 19, 2019...© 2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.[/caption]


――That’s so true.


Jon Favreau: It's still new and we have to figure out how to control it differently. But hopefully, like you said, movies like this bring people together in a communal experience to look at all this technology, and it makes you feel emotional and makes you feel connected to the people around you, so I think it's good.


――What is the circle of life for you?


Jon Favreau: I think that the circle of life is the notion of responsibility to one another and to each generation that follows us, whether it's what we leave behind with environment or how we feel the sense of responsibility from those who came before us. And to our children to replace us, there is a sense of connection that is also what the circle of life is. Because it's the animal kingdom, it's not specific to any one culture, and points out a shared value system that binds humanity.





text Nao Machida

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