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中国の「監視社会化」を考える(1)──市民社会とテクノロジー

ニューズウィーク日本版 / 2018年12月5日 15時30分

次回以降の連載では、以上、述べてきたような中国の「市民社会」をめぐる議論が現代の「監視社会」に関する議論とどのように関係してくるのか、ということに焦点を当てて話をしていきたいと思います。(続く)


参考文献:
植村邦彦(2010)『市民社会とは何か』平凡社新書
岡本隆司(2018)『世界史序説―アジア史から一望する―』ちくま新書
カルドー、メアリー(2007)『グローバル市民社会論―戦争へのひとつの回答(山本武彦・宮脇昇・木村真紀・大西崇介訳)』法政大学出版局
坂本治也編(2017)『市民社会論:理論と実証の最前線』法津文化社
鈴木賢(2017)「権力に従順な中国的「市民社会」の法的構造」(石井知章・緒形康・鈴木賢編『現代中国と市民社会―普遍的《近代》の可能性』勉誠出版)
辻中豊・李景鵬・小島華津子(2014)『現代中国の市民社会・利益団体――比較の中の中国』木鐸社
成瀬治(1984)『近代市民社会の成立―社会思想史的考察 (歴史学選書 (8)) 』東京大学出版会
ハーバーマス、ユルゲン(1994)『公共性の構造転換 第2版(細谷貞雄・山田正行訳)』未来社
平田清明(1969)『市民社会と社会主義』岩波書店
李 妍焱(2012)『中国の市民社会――動き出す草の根NGO』岩波新書
李 妍焱(2018)『下から構築される中国――「中国的市民社会」のリアリティ』明石書店

[執筆者]梶谷懐
神戸大学大学院経済学研究科教授。専門は現代中国経済論。1970年大阪府出身。神戸大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。最新刊の『中国経済講義-統計の信頼性から成長のゆくえまで』(中公新書)、『日本と中国経済』、『日本と中国、「脱近代」の誘惑』ほか、著書多数
ウェブサイト:http://www2.kobe-u.ac.jp/~kaikaji/
ブログ「梶ピエールの備忘録。」http://d.hatena.ne.jp/kaikaji/


梶谷懐(神戸大学大学院経済学研究科教授=中国経済論)


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