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9.11救助犬の英雄たちを忘れない

ニューズウィーク日本版 / 2019年9月13日 16時30分


Ricky was the smallest SAR dog at ground zero. This was crucial for search operations as he could reach spots other dogs couldn't. He would frequently go places his handler couldn't see. He worked 10 days straight on the night shift. pic.twitter.com/vCu4Dul2Sl— Clays & Birds (@ClaysandBirds) 2019年9月11日
(現場で一番小さかった救助犬リッキー。他の犬が入れない隙間にも入れた。ハンドラーが見えない場所にも捜索に入った。夜間シフトで連続10日間働いた)



シャッツは、人々にもっと知って欲しいことがある。「アメリカの捜索・救助チームは多くが資金繰りに苦しんでいる」という。「ほとんどの活動は寄付金で賄われている。救助犬のハンドラーが自費で活動していることも知られていない」

「現場には車で移動し、犬たちにエサをあげて......。すべての装備品や犬たちの訓練にかかる時間を考えれば相当な費用がかかるが、金銭的な支援はあまりない」

シャッツは捜索・救助活動を行うアメリカ各地の団体を紹介し、人々に活動への寄付を呼び掛けた。「あなたの地元の捜索・救助団体は、資金が足りず、寄付を必要としている。犬にGPSを装着する首輪、エサ、装備品、移動のガソリン代......その他にも多くの費用がかかる」

Hansen arrived at ground zero months after the attack to help find remains. He worked 150 days straight. He recovered Officer Perry and Sgt. Curtin's remains. pic.twitter.com/ZCusnaV8n4— Clays & Birds (@ClaysandBirds) 2019年9月11日
(テロの数カ月後に現場に入り遺体捜索活動を行ったハンセン。連続150日、働き続けた)


Kaiser was deployed to ground zero. He worked 12 hour shifts for 10 days straight. "He injured his foot during the rescue effort. the veterinarian stitched him back up. His cries showed just how painful it was, but for the record, Kaiser was back on the job the very next day." pic.twitter.com/3Pc5ChFDSw— Clays & Birds (@ClaysandBirds) 2019年9月11日
(カイザーは12時間勤務を10日間続けた。「救助活動で足を負傷した。獣医が縫ってくれたが、痛みで鳴いている。しかし記録では翌日に仕事に復帰している」)

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