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「あなたのママは天才...」猫の盗み食いに「画期的な解決策」

ニューズウィーク日本版 / 2024年4月4日 15時10分

(写真はイメージです) Lyudmila Lucienne-Shutterstock

<飼い主が発明した「ある解決策」に称賛の声が相次いだ>

飼い猫2匹をそれぞれ別々の「猫キュービクル」に入れてごはんを食べさせる女性の動画がTikTokで話題になっている。

【動画】「あなたのママは天才...」猫の盗み食いに「画期的な解決策」

猫動画は3月26日に「@theroccoloco」のアカウントで共有され、以来、380万回以上再生された。「やっと解決策を見つけたみたい(笑)いつまでうまくいくかな」と投稿者はコメントしている。

動画の中の2匹は黒猫と茶白猫。フェンスに隔てられてそれぞれの仕切りの中でごはんを食べている。「ママがこの柵を作ったんだ、ボクが弟のごはんを盗まないように」という声が流れる。

黒猫はフェンス越しに茶白の背中に手を伸ばし、クンクンしてから「あっちへ行ってみよう」とジャンプした先は、フェンスに閉ざされた部屋の隅だった。「閉じ込められちゃった」

黒猫はフェンスをひとにらみすると、隅っこから飛び出した。空になっているらしい茶白猫のフードボールを黒猫がなめる場面で動画は終わっている。

食べることは、特に屋外のような刺激がない室内飼いの猫にとってはそれ自体が活動であり、黒猫のフードへの執着ぶりはよく分かる。

規則正しい食事は、膀胱炎や運動不足、食べ過ぎ、肥満などストレスに関連した猫の健康不安に対する予防対策の役に立つ。これは米猫専門医師会(AAFP)が発表し、米国獣医師会(AVMA)のウェブサイトに掲載された猫の給餌方法に関する2018年のコンセンサスステートメントに基づく。

「猫は習慣の生き物で、予測できることに安心を感じる」。猫に関する数冊の著書がある猫行動学会のパム・ジョンソンベネットは2022年2月、本誌にそう語っていた。

「胃の不調を防ぎ、ごはんを食べてもらうためには、猫の普通の栄養プログラムを守ることが一番」とジョンソンベネットは言い、良質のフードを与え、いつ食べられるのかが猫に分かるよう給餌スケジュールを守る必要があると解説。肥満防止のためには健康状態、年齢、体形、活動レベルに基づき日々のフード量を決めることが大切だとアドバイスした。

国際猫協会(TICA)のヴィッキー・ジョー・ハリソン会長は2022年2月、猫の1日の食事の回数は家族のスケジュール次第だと本誌に語った。

ハリソン会長によると、猫は1日に少なくとも2回、12時間間隔で食べさせる必要がある。「食事と食事の間に12時間以上の間隔があくと、胃酸過多になって吐くことがある」

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