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【随時更新】韓国ユン大統領を拘束 高位公職者犯罪捜査庁で調査後、ソウル拘置所に収監

ニューズウィーク日本版 / 2025年1月15日 15時15分

11時、ユン大統領への調査始まる

公捜庁は午前11時から、ユン大統領に対する調査を開始した。検察出身のイ·ジェスン(李在承)公捜庁次長が対面調査をしたという。

公捜庁は「公捜庁338号映像録画調査室で被疑者調査が始まった」と明らかにした。現職大統領であるユン大統領への礼遇のために行われると予想された呉東雲(オ·ドンウン)公捜庁長、イ次長との調査前の「ティータイム」は行われなかった。

イ次長はユン大統領に対して、12月3日の戒厳令前後に行われた事前の協議、国会·中央選挙管理委員会掌握の指示、主要政治家の逮捕指示など、主な疑惑に対して集中追及するものと見られる。質問の分量は200ページ余りに達するという。

公捜庁はユン大統領の調査を進めた後、逮捕令状執行後48時間以内に拘束令状を請求するかどうかを決めることになる。

10時53分、ユン大統領、高位公職者犯罪捜査庁へ到着

ユン大統領を乗せた車両は午前10時53分ごろ、政府果川(カチョン)庁舎にある公捜庁庁舎に到着し、本人による声明などもなしに建物の中に入った。これから調査を受けるものと思われる。韓国で現職大統領が逮捕されたのは史上初めて。

公捜庁は主任検事のチャ·ジョンヒョン部長検事が直接調査する予定で、質問内容が200ページ余りと膨大なため、イ·デファン部長検事も投入されるものと見られている。公捜庁は調査を終えた後、ユン大統領を京畿道義王市(キョンギドウィワンし)のソウル拘置所に収監する予定だ。

10時33分、ユン大統領を逮捕。官邸を出発、高位公職者犯罪捜査庁へ移動

公捜庁がユン大統領を逮捕した。大統領を乗せたとみられる車両が官邸を出発、果川(カチョン)にある高位公職者犯罪捜査庁へ移動している。

官邸を出発する前にユン大統領は「残念ながらこの国は法がすべて崩れた。不法捜査だが、公捜庁の出頭要請に応じることにした。これは公捜庁の捜査を認めたものではなく、流血事態を防ぐためのものだ」と語り、「法的に無効な令状による強圧的な進行は嘆かわしい」と語ったという。

10時21分、ユン大統領側「警察が先に撤退すれば、公捜庁に自ら出席」

ユン大統領側が、公捜庁の逮捕状執行に応じることを決めた。大統領は、公捜庁に出発するために官邸を出る前に、直接声明をを発表する計画だという。

大統領側のソク·ドンヒョン弁護士は「ユン大統領はやむを得ず今日中に公捜庁に直接出席することに決めた」として「警護庁と警察の間に物理的衝突が生じれば深刻な不祥事が明らかに予想されるので、大統領としてそのような不祥事は防がなければならないという心情で、公捜庁の今回の捜査や逮捕の試みが明確に不法だと知りながらもやむを得ず決断した」とSNSに投稿した。

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