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【随時更新】韓国ユン大統領を拘束 高位公職者犯罪捜査庁での調査に陳述拒否

ニューズウィーク日本版 / 2025年1月15日 15時15分

9時05分、ユン大統領への逮捕状を執行へ

ユン大統領への逮捕執行について公捜庁と大統領側の駆け引きが行われている。一度、逮捕執行の報道が出たが、大統領側のソク·ドンヒョン(石東鉉)弁護士は「大統領は現在逮捕されたわけではない。ただ、あまりにも公捜庁と警察が大量に押し寄せてくる状況で、官邸の外で市民が負傷したというニュースも入り、また警護庁職員らと警察の間で衝突すれば大変なことになるので、やむを得ず公捜庁に自ら出席する方向で公捜庁と交渉中だ」と語っているという。

これに対して合同捜査本部側は、ユン大統領が自ら出頭するかどうかは考慮せずこの後、ユン大統領を逮捕したうえで、調査のために公捜庁へ移送する予定だという。

公捜庁の関係者は報道陣に対して、「部長検事を含む検事が中に入り、今逮捕令状執行と関連して調整していると理解している」として「結果はまだ出ていない」と話した。また「尹錫悦(大統領)を逮捕すれば、大統領官邸からすぐ公捜処庁舎に直行する」と明らかにした。ソウル龍山区漢南洞の大統領官邸から政府果川(カチョン)庁舎内の公捜庁の建物までの距離は17〜18キロ程度で、車では20〜30分かかる。

記者たちが「逮捕令状を執行すれば官邸からすぐ公捜庁に移動するのか」と尋ねると「そうなる」と答えた。この関係者は「映像録画調査室で調査が行われる予定」と話した。また「質問内容が補強されたのか」という問いには「1次(逮捕状執行)の時より分量が増えた。200ページを超える分量だと聞いている」と話した。

さらに令状執行と関連して「執行を積極的に防ぐ人員や警護処職員がいなかった」と語り、「物理的衝突も事実上なかった」と話した。

警護庁側は官邸前の鉄門を開け、合同捜査本部の車両が官邸前に進入した。

8時23分、官邸内に進入した捜査本部、令状執行について協議

公捜庁と警察の合同捜査本部の捜査官が大統領官邸内に突入した。ユン大統領の逮捕が差し迫っているもようだ。現在、官邸内に入った捜査チームは、チョン·ジンソク(鄭鎮碩)大統領室秘書室長、ユン·ガプグン(尹甲根)弁護士と令状執行について議論しているという。

また、警察は現在、官邸の正門のほかにも官邸に通じる迂回路への進入を試みている。もともと外交部長官の公館だった現大統領官邸は、外部とつながる門が合計3カ所あるという。

7時54分、捜査本部、官邸にはしごをかけ官邸敷地内に進入

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