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元TBSの立民議員「出鱈目」岸田首相の森氏聴取を批判 維新への「ヤクザ」投稿に続き対決姿勢

日刊スポーツ / 2024年4月23日 15時23分

杉尾秀哉氏(2022年7月撮影)

元TBSキャスターで立憲民主党の杉尾秀哉参院議員が23日、X(旧ツイッター)を更新し、自民党安倍派の裏金事件への関与が指摘される森喜朗元首相に対して岸田文雄首相が行ったという聴取について「出鱈目な調査」と断じた。

杉尾氏は、岸田首相が22日の衆院予算委で、森元首相の聞き取り調査について「私の責任で聞き取り調査を行いました。記録は、ございません」と報告したことを伝える記事を引用。「これについては更に質すつもり。こんな出鱈目な調査はありません」と投稿した。森氏はかつて安倍派の前身、森派会長を務めており、キックバックの慣行についての関与を指摘する声が上がっている。

杉尾氏は最近では、「立民は、たたきつぶす必要がある」と発言した日本維新の会の馬場伸幸代表に対しても、激しい言葉で応酬。「第二自民党はヤクザと一緒だ」と、強い言葉で批判し、自民、維新との対決姿勢を鮮明にしている。

杉尾氏は東大卒後、81年にTBS入社。報道局記者の後、90年代以降、夕方の報道番組「ニュースの森」キャスターを長らく務めた。15年末に同局を退社。翌16年の参院選で長野選挙区から出馬して初当選し、2期務めている。

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