相葉雅紀が橋田賞受賞「夢にも思っていませんでした」嵐メンバーとして二宮和也以来

「第32回橋田賞授賞式」に出席し、橋田賞を受賞した相葉雅紀（撮影・塚本光）

放送文化の向上に貢献した番組、スタッフ、俳優に贈られる「第32回橋田賞」授賞式が10日、都内で行われた。嵐メンバーとして第15回の二宮和也以来の橋田賞受賞となった相葉雅紀（41）は「橋田賞をもらえるなんて夢にも思っていませんでした。本当にうれしく思っています」と喜びを語った。昨年放送のTBS系主演ドラマ「ひとりぼっち－人と人をつなぐ愛の物語－」も同賞を受賞。「本当にスタッフのみなさん、監督も先生も本当にすごく温かく接してくださって、すごく僕は毎日が楽しく撮影に行くことができました。みなさんに会えたことが宝だと思いました」と振り返った。

「ひとりぼっち－」は石井ふく子プロデューサーが、橋田賞を創設した橋田文化財団を設立した故橋田寿賀子さんへささげた物語だった。相葉は「今までは『何か受賞されたことはありますか』と聞かれた時に、ベストジーニスト賞ですと言っていて。これからはベストジーニスト賞と橋田賞ですと胸を張って言っていきたいと思います。これを力に変えて、これからもひとつひとつに真摯（しんし）に向き合っていきたいと思います」と語った。

橋田賞はこのほか、日本テレビ系ドラマ「ブラッシュアップライフ」、NHK連続テレビ小説「らんまん」、個人で相葉、神木隆之介、北川景子、バカリズム、テレビ朝日大下容子アナウンサーが選ばれた。同新人賞には浜辺美波、趣里、同特別賞には井上順が選出。橋田大賞は該当なしだった。