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ロシア出身コラムニスト小原ブラス氏 プーチン大統領5期目の国民感情に言及

日刊スポーツ / 2024年5月11日 14時24分

小原ブラス(2022年3月撮影)

ロシア出身のタレントでコラムニストの小原ブラス氏(32)が11日、東野幸治(56)がMCを務めるABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜午前9時30分=関西ローカル)に出演。プーチン大統領が5期目に入ることになったロシア国民の感情に言及した。

小原氏は、プーチン大統領について「演説とかするときに、いわゆるKGBっぽい人のしゃべり方をする。説得力がある。長いこと話を聞いてるほど、正しいかも? と思わせてしまう」と、指摘。

続けて「開戦当時、(ウクライナ侵攻を)反対と言っていた人も、支持に変わっている。僕は、個人的に、そういう印象を持っている」とした。

支持層としては「高齢が多い。若い子たちは不支持を表明する熱量がないというか…」とも言い、これには東野も「日本にも似てるところがある」と、日本国内の現況を鑑みて同調した。

また、ロシア軍事専門家の小泉悠氏も「今回の支持が、圧倒的に高い。プーチンの言葉、ある程度、刺さっていると思うんですよね」と、プーチン大統領支持の国内での高まりについて言い及んだ。

さらに、小原氏の発言を受けて「小原さんが言う通り、プーチン大統領はロシアの歴史などをきっちり伝え、『分かってるじゃないか』と思わせる。その上で、今年は『ロシアには核抑止力がある』から入った。歴史的なことだけじゃなく、やはり今は戦時だから」。聴衆を引き込むプーチン大統領の技量を説明した。

1992年生まれの小原氏も「ちょうど僕が生まれた時が一番つらい時代で、ほんとに(生活するのに)物々交換っていうイメージがある」と回顧。その上で、現在のロシア国民には「その時に、一番嫌いなのがアメリカ。アメリカ嫌いっていうか、ゴルバチョフが嫌い。せっかく西側に(国を)開いたのに、何も変わらない。(西側に)見捨てられたという思いがある」と指摘した。

これに、ほんこんは「ロシア人の感情、わかるけど、それは違う話で。民主主義が成り立ってない。これでええのか? 国民がやっていかな。争いは収まれへんよ」と発言。

小原氏は「(国民感情として)自分だけが声をあげても仕方ないというのもあるとは思うけど、あとは、そもそも給料も上がっているから。みすみす自分の(暮らし)を悪くするのもどうなのかっていう気持ちになってる(という背景がある)から」と言い、淡々と母国国民の心情を分析し、返していた。

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