ドクター・中松氏10年ぶり著書会見で豪語「トランプに太刀打ちできる日本の政治家は、いない」
日刊スポーツ / 2025年1月11日 18時26分
国際創造学者・発明家のドクター・中松氏(本名・中松義郎=96)が11日、都内の書泉ブックタワーで、新著「百歳脳 ピッカピカの百歳 So what?」(青志社)発売記念トークイベントを開催した。書店でのイベントは約10年ぶりといい、熱心なファンが集まり満員となった。
一般のファンとの質疑応答にも応じた。その中で、20日に就任式を控えるドナルド・トランプ(78)次期米大統領の政権下になった場合の、日本に及ぶ影響について問う質問が出た。中松氏は「トランプに太刀打ちできる日本の政治家は、いない。きっと、日本はひどい目に遭い、ドン底に落ちるでしょう」と即答した。
日本製鉄が、米鉄鋼大手USスチールの買収計画に禁止命令を出したジョー・バイデン大統領(82)に命令の無効を求めて7日、提訴した。その件を踏まえ、中松氏は「USスチール買収には、トランプも恐らく反対する。日本経済は大混乱し、日本政府はつぶれるかも知れない。石破首相には、止められない」とまで言い切った。
トークイベント後、日刊スポーツの取材に応じた中松氏は、具体的な解決策について聞かれ「『百歳脳-』の中にある1項『トランプとの赤い糸』を読めば良い」と答えた。もう少し、具体的に示すようリクエストされると「トランプは、ペンシルベニア大の学生だった。私は教授なんだよ」と胸を張った。トランプ氏が卒業した同大ウォートン・スクールで、中松氏は上級教授として講演を行った経緯があり「生徒と先生…師匠なんだ!」と“師弟関係”と言っても過言ではないことを強調した。
24年12月26日に都内の学士会館で開いた会見では、自らトランプ氏に会いに行くことはないと強調していた。ただ、この日は「石破政権が、私の価値(トランプ氏との関係)を、しっかり理解し、頼んでくるのなら、対面を考えてもいい」と、トランプ氏との対面の可能性に1歩、踏み込んだ発言をした。
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