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「静かな環境が当たり前の風景」 高校入試日の嘉手納基地 沖縄県の要請に応じ自粛 住民が騒音調査

沖縄タイムス+プラス / 2024年3月7日 7時44分

米軍機の離着陸と航空機騒音について目視調査する嘉手納町基地対策協議会の上地安重会長(左)ら=6日、嘉手納町屋良・道の駅かでな

 【嘉手納】住民らでつくる嘉手納町基地対策協議会(上地安重会長)は6日、同町屋良の「道の駅かでな」で、米軍嘉手納基地を離着陸する米軍機などの運用状況と騒音について目視調査した。

 今回で16回目の調査は、午前8時から午後8時まで実施。12時間で航空機の離着陸回数は17回に留まった。この日は県立高校の一般入試と重なり、米軍が県の要請に応じて一部飛行を自粛したとみられる。戦闘機の離着陸はなかった。

 最大騒音値は午前9時29分にKC135空中給油機が離陸した際、76.2デシベルを観測した。いずれも速報値。

 上地会長は「騒音のない静かな環境が当たり前の風景」と振り返り、「暫定配備機の影響で騒音が増え、町民の健康被害が懸念される。今後も調査でデータを積み上げたい」と話した。(中部報道部・砂川孫優)

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