[防災・減災@沖縄]沖縄県北谷長北前区民が防災の心構え学ぶ 専門家「能登支援継続を」と呼びかけ
沖縄タイムス+プラス / 2024年4月1日 11時16分
沖縄県北谷町北前自治会(徳田伝自治会長)は20日、同区公民館で災害プラットフォームおきなわの有村博勝共同代表理事を招き、学習会「楽しく学ぶ防災in北前」を開いた。約70人の区民が参加し、話に耳を傾けた。(翁長良勝通信員)
有村さんは、プラットフォームおきなわのメンバーと1~3月にかけて、鹿児島県から陸路で石川県に入り、能登半島地震の被災者にキッチンカーで沖縄そばなどを提供したり、がれきを片付けたりした体験を話した。
県内企業から寄贈された沖縄そばやかまぼこなどに「暖かい汁ものが欲しかった」と被災者から感謝されたという。
現地の様子を写真でも紹介した。
有村さんは、災害時に大きな支えになるのが地域の人のつながり「共助」だと強調。地域の祭りなどが人のつながりを醸成する機会になると訴えた。
北前区は海が近く、津波が懸念されると指摘。津波が来たら、てんでばらばらに高台に逃げろと説く岩手県三陸地方の「津波てんでんこ」を念頭に置いてほしいと呼びかけた。
発生から3カ月がたった能登半島地震について「被災地の復興には時間がかかる。忘れることなく意識して支援を続けてほしい」と呼びかけた。
その後、参加者は、ジャッキを使って机やタンスに挟まれた人を救助したり、毛布担架で救護する実習を体験した。全員に備蓄米のごはんを使用したカレーの提供もあった。
外部リンク
- 「かっこいいシーサーを作りたい」個性的に思い思い 子ども陶芸教室 沖縄・浦添市で沖展イベント
- 沖縄最高峰の芸術展で新人賞に輝いた油絵「奇宅ラッシュな怪速メトロ」とは? 非日常の世界を描いた高2「絵を描くとポジティブになれる」【沖展2024】
- 「ミス沖縄」に代わる性別不問の新観光大使、初代を募集 OCVB、個性や専門性を重視 新しい名称も募る
- 壺屋焼・琉球ガラス・染織物・漆器 沖縄の工芸品で食卓に彩り テーブルコーディネートのセミナー 参加者「うまく組み合わせて楽しみたい」【沖展2024】
- やっぱり気になる! 沖縄初進出の「ロピア」に聞いた 売れ筋のお総菜ベスト3は【3月23日~29日 タイムス+プラスから】
この記事に関連するニュース
-
AI解析でも明らかになった地元回帰の遅れ 進む人口流出へ手立て急務 能登半島地震4カ月
産経ニュース / 2024年4月30日 18時23分
-
「地震から4カ月が経っても路頭に迷う人がいることを忘れないで」能登町の漁師達が訴える先行きが全く見えない”惨状”
文春オンライン / 2024年4月30日 6時10分
-
「防災対策を行政に要望していたのに、対応してくれなかった」能登半島地震発災前から危険を訴えていた地域住民の指摘
文春オンライン / 2024年4月30日 6時10分
-
泉谷しげる「地震バカヤロー! って言いたい気分」 被災地支援公演「がんばれ能登」開催
日刊スポーツ / 2024年4月19日 19時15分
-
SNSが災害時の情報インフラとして使えない理由 偽情報すら収益化する姿勢で被災地の活動に悪影響
東洋経済オンライン / 2024年4月11日 19時30分
ランキング
-
1「起きたら体中に破片」 事故直後の車内…乗客が撮影 GW中盤、バス事故相次ぐ
日テレNEWS NNN / 2024年4月30日 21時17分
-
2那須2遺体、新たに実行役とみられる20歳の男逮捕へ
産経ニュース / 2024年4月30日 21時33分
-
3能登半島地震の1次避難所、集約や閉鎖で最大時の3割に…専門家「無理に急げば避難者に負担」
読売新聞 / 2024年4月30日 23時30分
-
4「4月に遺体処理を頼まれた」 より上位の指示役か 那須2遺体
毎日新聞 / 2024年4月30日 20時37分
-
5出会い系サイトの女から投資話 暗号資産130万円分をだまし取られる 北海道・函館市
STVニュース北海道 / 2024年5月1日 7時26分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください