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台湾風かき氷に似たスノーアイス 田芋たっぷり食感ふわり 懐かしい味のタコライスも

沖縄タイムス+プラス / 2024年4月5日 7時54分

田芋をふんだんに使い人気のスノーアイス「むるターム」(右)と「タロト」

[胃心地いいね](771)リカモカカフェ 金武町金武4285

 2008年10月にオープンした、自家焙煎(ばいせん)コーヒーと地元特産の田芋を使ったスイーツで知られる店だ。米軍キャンプ・ハンセン旧メインゲートの向かいという立地なので外国人客が多いのかと思ったら、オーナーの山川梨香さんによると「外国の方は平均すると2~3割。地元の方や学生がよく利用してくれる」。

 台湾風かき氷といった趣のスノーアイス各種(580円)はふわっとした食感が特徴だ。その中でも人気は「むるターム」。田楽に餅にと田芋をふんだんに使い、タピオカや黒糖パウダーなども乗せた。かといって甘すぎず、甘味が苦手な人でも食べやすい。

 別の田芋産地の宜野湾からも食べに来る人がいるという一品には、きなこやチョコなどのトッピング(30円~)も追加できる。

 「タロト」(200円)は上半分が田芋、下半分にビスケットのオレオを入れたタルト菓子。ちょっと変わった取り合わせだが相性は抜群だ。ドリップにブレンドなどの各種コーヒー、フラッペ、タピオカミルクティーなどドリンク類も豊富にそろえる。

 そのほか食事もでき、特に3年ほど前から始めたタコライス(800円)は牛肉100%で素材にこだわった。タコライスの町として知られる金武町だが、競争などのため失われた店の味も少なくないという。「好きな味を残しておきたいという思いで、店を畳んだ人に習いに行ったりもした」と店長の重久和美さん。

 今月末には認知症やその家族などが交流する「認知症カフェ」にも挑戦するという。山川オーナーは「この店を多くの人が集える場にしたい。それで田芋だけでなく金武の良さを多くの人に知ってもらえたら」と今後の希望を話していた。(北部報道部・前田高敬)

 【お店データ】午前11時半~午後8時。毎週木曜と毎月第3水曜が定休。店内での飲食のほかテークアウトもできる。電話098(968)5986

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