『Destiny』初回から衝撃展開で世界トレンド2位 第1話観覧後のキャストコメントが到着
ORICON NEWS / 2024年4月10日 18時29分
俳優の石原さとみが主演し、亀梨和也が共演するテレビ朝日系4月期連続ドラマ『Destiny』(毎週火曜 後9:00)の初回拡大スペシャルが、きのう9日に放送された。放送直後には、「#Destiny」が世界トレンド2位を記録した。
【場面写真】まさかの三角関係…大学生役を演じる石原さとみ、亀梨和也、田中みな実ら
本作は、主人公の検事・西村奏(石原)が、大学時代の恋人・野木真樹(亀梨)と12年ぶりに再会したことで、青春時代のある事件が甦り、運命の波に翻弄(ほんろう)されていくことになる物語。正義を胸に、過去の悲劇やいくつもの謎に立ち向かう一方で、真樹との運命的な愛に揺れ動く奏の苦悩と決断を、壮大なスケールと重厚感あふれる映像美で描き出す。
第1話では、切なくも甘酸っぱくてキラキラした青春の日々から一転、物語の核心となる学生時代の事件が展開。「衝撃的すぎて1話あっという間に終わった」「まさかまさかまさか!!」「初回から本当にヤバい」「ラスト10分情報過多!!でも面白い!」という声が寄せられていた。
このほど、第1話を見たキャストからの感想も到着した。
【第1話感想コメント】
■石原さとみ(西村奏役)
奏に初めて友達ができた。それがどれほどうれしくて楽しかったか。そして、初めて彼氏ができた。それがどれほど刺激的で周りが見えなくなるくらいのめり込んで切なくて幸せだったか。それがたった一瞬で全てを失ってしまったあの奏の気持ちを思い出すだけで苦しくなります。
でも、その後タカシと出会えて、念願の検事にもなれて。努力することができて諦めなくてよかったと心底思う一方、そこには10年の月日がかかってます。そんな第2話、マサキと再会します。奏の感情がぐちゃぐちゃになります。そして第3話、奏が崩れていきます。現場で3話の台本をスタッフさんと一緒に読んだ時、みんな、えーーーーーー!と叫んでいました。4話、5話、どんどんスピーディな展開になっていきます。
1話が今後の中心ですので、もしまだ見られていない方はどうか配信で見ていただけたら幸いです。
■亀梨和也(野木真樹役)
長野でのロケーションも多かったんですが、そういった自然美も含め映像がすごくすてきでした。そして、演じる立場からすると、大学時代と、そこから時を経た12年後の現在を描くということが、実は少し心配だったんです。でも大学時代もちゃんと見られるな、よかったなと、ひと安心しました。僕は出演している立場なんですが、本当に見応えがありましたし、非常に面白かったです。
ある事件の真相というものが今後の大きな鍵になってくるんですが、12年前のそれぞれのキャラクターの心情が現在での鍵にもなっていたりするんですよね。事件同様、なぜこんなにもみんなの心情が複雑に絡み合ってしまったのか…という部分がこの作品の見どころでもあると思います。
さらに2話以降は、ついに止まっていた時間が動き出します。その時に、改めて過去が絡み合い、思いもよらぬ方向に動き始めるさまも大きな魅力になっていると思います!
■田中みな実(及川カオリ役)
第1話をご覧いただき、ありがとうございます。昨年夏に撮影をしてからしばらく経つので、客観的に作品を見ることができました。画がとにかく美しく、後半になるに連れて怒涛の展開で、映画を1本見たかのような満足感がありました。
長野の壮大な自然の中での撮影は、思い返しても贅沢な時間でした。同級生とのかけがえのない幸せな空気感が、そこには確かに流れていて。そのキラキラした青春時代が丁寧に描かれるからこそ、サスペンスフルな現代のパートがより歪んで見えてくるのだな、と感じました。
プロデューサーの中川さんからは「カオリの事件をめぐって物語が展開していくから、短い時間の中で強烈なインパクトを残してほしかった。田中さんにやってもらえてよかった」と言ってもらい、役者として求めていただけることの幸せを感じました。そして1話を見て、改めて、大切な役を任せていただいたと実感して胸が熱くなりました。
さて、気になる2話。ストーリーはさらに面白さを増していきます。あの出来事が、大人になった奏たちの心情や生活をどんなふうに歪ませていくのか。私も楽しく拝見したいと思います!
■仲村トオル(野木浩一郎役)
撮影が終わって時間が経っていたので、客観的に、かなり冷静に見られると思っていたんです。でも実際に見るとイライラしました(笑)!「大学で勉強もせずに何をやっとんじゃ!」という真樹の父親としての感情、そして「娘に何をしてくれてるんだ!」という、娘をもつ親としての感覚、それに加えて過去に石原さとみさんの父親役をやったことがあるので、「さとみちゃんが演じる奏になんてことを!」という3方向からのイライラを感じました。でも感情移入しながら没入できる刺激的なドラマでした。
大学時代、彼らがまだ幸せだった頃に、奏が自分の過去を告白するシーンがあるんですが、それを見ながら“僕はもう大学生の役はできないんだな”と実感しましたし(笑)、ああいう友人をもち、幸せな時間を過ごすことができた彼らへのうらやましさも感じました。
そして今を懸命に生きることによって、過去の大きな失敗や過ちを少し良くすることができる。“過去”は変えられないけど、“過去の印象”は少し変えられる…というのが、この作品の軸でもあると思いますので、この先、視聴者の皆さんにもそのあたりを感じながら見ていただけたらいいなと思います。
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