芹澤興人、来年大河『べらぼう』に出演「身が引き締まります」
ORICON NEWS / 2024年4月30日 11時0分
俳優の横浜流星が主演を務める、2025年に放送予定のNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の新キャストとして芹澤興人の出演が発表された。
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放送100年を迎える2025年は、日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、ときに“お上”に目をつけられても“面白さ”を追求し続けた人物“蔦屋”こと、蔦屋重三郎が主人公。親なし、金なし、画才なし……ないないづくしの“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快楽児・蔦屋は、文化隆盛の江戸時代中期に喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝を見出し、日本史史上最大の謎の一つ“東洲斎写楽”を世に送り出す。脚本は森下佳子氏が担当。江戸時代の版元で浮世絵師の喜多川歌麿や葛飾北斎を世に出したことで知られる蔦屋重三郎の生涯を描く。
芹澤興人が演じる小泉忠五郎は、蔦重が吉原細見の改め(最新の情報を収集し、それを元に原稿の編集作業を行うこと)の仕事を始める以前から“改めの仕事を請け負っていた。その後、版元として吉原細見「松のしらべ」などを出版する。蔦重が吉原細見の仕事を担うようになってからも競い合うように改めの仕事を続けることになる。
<コメント>
大河ドラマの現場は独特の緊張感があり、いつも身が引き締まります。その空気感をまた体験できることがうれしいです。この時代の掟や慣例に対して、どの程度意識的に従っているのか、もしくは無自覚に従ってしまっているのか、そのさじ加減が小泉忠五郎を演じる上での命綱になる気がしています。いずれにしても、すごく真面目な人物だなという印象を持ちました。
その上で、横浜流星さん演じる蔦屋重三郎との対比、抽象的な表現になってしまいますが、似て非なる立場から物事を見た時の「解像度の違い」を表現できたら、忠五郎も蔦屋重三郎も、より魅力的になる気がします。それを通じて横浜さんと蔦重の背中を押せるように頑張りたいです。現場でお会いすることを楽しみにしています。
また、渡辺謙さん演じる田沼意次の領地が静岡県牧之原市にあったことで、地元の方々が大変盛り上がっていると聞いています。静岡県の出身者として、大河ドラマ『べらぼう』を一緒に盛り上げていけたらうれしいです。
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