『相続探偵』第1話ゲスト発表 橋爪功、高嶋政伸ら豪華出演者ずらり 田中真弓はPR映像ナレーションも担当

ドラマ『相続探偵』第1話～3話ゲスト（C）日本テレビ

　俳優・赤楚衛二が主演を務める日本テレビ系土ドラ9『相続探偵』（25日スタート、毎週土曜　後9：00）の第1話から第3話に出演するゲストが11日、発表された。

【写真】仲良くピース！そろってクランクインした赤楚衛二、桜田ひより、矢本悠馬

　原作は、2021年から「イブニング」で連載された人気漫画『相続探偵』（講談社）。『SPEC』シリーズを手がけた脚本家・西荻弓絵氏による相続ミステリー漫画で、ドラマ脚本も西荻氏が自ら担当する。

　ドラマは「相続」というテーマに特化した斬新なヒューマンミステリーとなる。難解な相続問題を風変わりな主人公が個性豊かな仲間たちと、コミカルに、痛快に、時に大真面目に解決していく。“大御所ミステリー作家が残した遺言書の謎”に挑んだり、“後妻業の女が仕掛けた巧妙な悪事”を暴いたり、毎話異なる難事件をテーマに、ユニークで予測不能なミステリーが展開される。

　第1話のエピソードは、原作漫画でも最初の物語として描かれている「或る小説家の遺言」。大物ミステリー作家・今畠忍三郎が残した莫大な遺産を巡る相続ミステリーが繰り広げられる。がんで亡くなった今畠の遺産は、長女・市香、次女・双葉、三女・美樹の三姉妹に渡ると思われていたが、彼はビデオメッセージで「財産のすべてを、わしの老後の面倒をすべて見ていた、秘書の桜庭真一氏に相続させる」という衝撃の遺言を残していた。

　長年仕えてきた秘書に全財産を相続させるという内容に、三姉妹は激怒。遺言は桜庭が無理やり残させたのではないかと疑いをかけるが、桜庭はそれを否定する。しかし、映像による遺言は法的には無効。今畠はそのことを知りながら、あえてビデオメッセージで遺言を残していた。灰江たちは、そこに隠されていた真相に迫る。

　第１話には豪華出演者が勢ぞろい。今畠忍三郎の第一秘書である桜庭は、高嶋政伸（※高＝はしごだか）が演じる。長年にわたり今畠に仕えてきたが、彼の遺言をきっかけに三姉妹と激しく対立する相続争いの中心人物となる。遺産相続を巡る騒動の中で見せる意外な一面が、物語に深みを与える。

　長女・榊原市香を佐藤仁美、次女・跡見双葉をうらじぬの、三女・今畠美樹を松井愛莉が演じる。父の死よりも、残された莫大な遺産にしか興味を示さない自己中な三姉妹たち。それなのにどこか憎めないキャラクターを佐藤、うらじ、松井がどう魅せるのか、秘書とのバトルも大きな見どころとなる。

　今畠家のお手伝い・下島美代子は田中真弓が演じる。忍三郎の生活を陰ながら支え続けてきた存在の下島は、どのように物語に絡んでくるのか。大物ミステリー作家の忍三郎は、橋爪功が演じる。

　また、第1話のPR映像も公開された。ナレーションは第1話のゲストで、国民的アニメ『ONE PIECE』の主人公、モンキー・D・ルフィの声優としても知られる田中が務める。さらに、レイニによる主題歌「ラストレター」も初解禁。物語を彩る美しい楽曲が、ドラマの世界観をより一層引き立てている。

　第2話以降も豪華出演者が続々登場する。第2話では桜庭ななみから改名を発表した宮内ひとみ、第3話ではでんでん、和田聰宏、トラウデン直美が出演する。