#148 40代独女が、婚活2年半でやっとわかったこと【40代編集長の婚活記】
OTONA SALONE / 2019年6月12日 17時0分
40代から婚活を始めてみたら──⁉ 未婚・独身・一生結婚しないかもと思っていた44歳のOTONA SALONE編集長アサミ。婚活をスタートさせて2年半、現在46歳である。
婚活パーティや婚活アプリ、個室婚活、知人の紹介などで数々の男性と出会うも次々と玉砕。しかし苦節2年半で、ジェントルさん(49歳)とお付き合いが始まり……! これは40代独女の「実名+顔出し」で書いている、リアル婚活ドキュメントである。
秩父神社でおみくじ引いてみた
お付き合いが始まってから、毎週末をジェントルさんと一緒に過ごしていた。
だが今週は、ずっと前から決めていた親友との一泊旅行へ。パワースポットとして人気の秩父神社を訪れた。大学受験のとき就職活動のときも合格祈願をして叶った場所。
今回は縁結びの祈願をしたあとご利益を願ってお守りや絵馬を買い、当たるとウワサのおみくじを引いた。
気になったのはおみくじに書いてあった言葉……。
「当たる」とウワサなだけに…
運勢は中吉だったのだが、縁結びにかかわる部分に書いてあったことが気になった。
待人「早く来ず音信あり」=いずれ来るだろうがすぐには来ない。けれど連絡はある。ということらしい。
恋愛「自己を抑えよ」=文字通り、自分を抑えて相手の言うことを聞きなさい。なるほど。
縁談「俄かに向こう心がかわる 心和やかにもて吉」=急に相手の心が変わる、互いに相手を大切にし助け合いの心を持てば良い。……ん⁉
最終的にはいいこと書いてあるのだけれど、当たるとウワサのおみくじなだけにちょっと引っかかる。
おみくじ、どう思う?
大きな方向としては待人は来るし吉とあるのだが、なんか時間がかかりそうな感じがするけど……。
アサミ「このおみくじの結果、どう思う?」
親友「待人は時間はかかるけど来るってことでしょ」
アサミ「まぁ、そうね」
親友「じゃ、いいんじゃないの?」
基本的に大雑把な親友。ま、彼女に聞いたらそうなるよね(笑)
アサミ「来るんだもんね。でもさ、縁談のところの“心がかわる”っていうのはどう解釈したらいいのかな?」
親友「心和やかにしてれば吉なんでしょ」
アサミ「そう、ね」
親友「大丈夫よ。ほら、お守りも買ったし、絵馬もかけたじゃない」
アサミ「確かに」
親友「それに、あくまでもおみくじだし!」
アサミ「そうよね!」
ま、いっか。気にしてもしょうがない。結果オーライってことだもんね! 当たるおみくじだって、全部が当たるわけじゃない。だって、リアルにはもう待人は来てるんだもん♪
旅行中にも届くメッセージ
旅行をしているあいだも、ジェントルさんからのメッセージは何度か届いた。私もなるべくすぐに返信した。
アサミ「ジェントルさん、またメッセージくれたの♡」
親友「ラブラブだねぇ。顔に出てるよ。10年以上のつきあいだけど、こんなアサミさん見たことない」
アサミ「でしょ⁉ 私も自分の人生でこんなラブラブなことってなかったわ」
親友「うれしいよ。ホント、上手くいってほしい」
アサミ「ありがとう。頑張る!」
9年半前の恋人にフラれたときもずっと私の話を聞いてくれた親友。婚活をスタートさせてから一番、私のくだらないグチを聞いてくれたのも、ジェントルさんが気になり始めたことを最初に話したのも彼女だった。
近いうち、親友にはちゃんとジェントルさんを紹介したいな。
彼に「心変わり」があるの⁉
それにしても、おみくじに書いてあった「俄かに向こう心がかわる」って!
いくら秩父神社のおみくじでも、これは当たらないよね。こんなにラブラブ(ノロケですみません)なのに、心変わりがあるなんて考えられない。やさしくて、ほぼ毎日連絡あって、毎週末いっしょに過ごして。
あ、でも吉とあるし……。どういうこと⁉ 正直どう解釈したらいいのかわからない!
好きって言ってくれたのにやっぱり付き合ってみたらなんか違うって言われちゃう、いつものパターン⁉ また短期間でフラれて終わるの? また見間違った?
今回はそういうことがないように4カ月間、慎重にデートを重ねたつもりなんだけどなぁ。
4カ月のデートでみていたもの
ジェントルさんとは初めてデートしてから、お付き合いが始まるまで4カ月。ゆっくり少しずつ距離を近づけていったと思う。
私はたぶん男を見る目がないのだけれど、自分なりに「彼はどんな人なのか」、「私と相性が合う人なのか」を見ていたつもりだ。だから今回は大丈夫……だと思う!
以前、作家の岩井志麻子先生との対談で「結婚相手に対して譲れない1点を見つけることが大事」と言われたことがある。あれもこれもじゃなく、自分が絶対に譲れない1点は何か?
うーーん、まだ1点にはしぼれない。けれど5つのポイントは見えてきた。婚活を始めた当初は「〇〇じゃない」という否定の条件が8つもあったから、婚活2年半でやっと「こういう人がいい」という肯定的なポイントが見えたということでご容赦ください(苦笑)。
超個人的! 譲れない5つのポイント
1.浮気をしない誠実な人か
過去の恋愛で浮気をされてとても傷ついたことがあるので、浮気をしない信頼できる男性がいい。浮気は絶対に許せない。
2.一緒にいて落ち着くか
いまになって思えば、短いお付き合いで終わった男性は一緒にいて落ち着く人ではなかった。どこか虚勢をはっていたかもしれない。私の本音やダメなところをさらけ出せていなかったと思う。
3.仕事に対する熱意に尊敬できるか
異性でも同性でも仕事に対して情熱を持ってやっている人が好き。尊敬する。逆に、情熱を持ってやっていない人にはその気持ちをいだけない。
4.家族や友人との関係がどうか
思いやりのある、やさしい人が好き。家族や友人を大切にしている人がいい。私も、家族や友人を大切に思っているから。
5.五感があうか
嗅覚、触覚、聴覚、味覚、視覚……生理的な感覚が合うかどうか。一緒にいる空間でにおい、触り心地、音、味、見るものの「いい」と思う感覚や「苦手」と思う感覚が合うことは、私にはかなり重要なファクター。でもコレは2にも通じることなのよね。
子供がいる男性はアリ? ナシ?
現状での結婚相手に求める5つのポイントから1点にしぼるのは……もうちょっと時間がかかりそうだな。志麻子先生、それはまだ難しいです! 精進します!
親友「話を聞いてるとジェントルさん、すごいステキな人だよね」
アサミ「うん。自分でもミラクルだと思う」
親友「前の奥さんとの間の子供は気にならない? 前に婚活アプリで出会った子持ちの男性のときはけっこう気にしてたじゃない」
確かにそうだった。1年くらい前に婚活アプリで出会って数回デートした男性。いい人だったとは思う。
アサミ「あぁ、メガネさんのときね。彼はお子さんと同居してたし、そもそもお互いの気持ちの確認の前に子供との相性をみたいって言われたから……」
親友「そっか。ジェントルさんは別居してるんだもんね」
アサミ「それもあるけど、まずはお互いの気持ちを確認してくれたから」
やっとわかった「好みのタイプ」
婚活を始めたころは、バツイチはいいけれど子供はいないほうがいいと言っていた。だけどいま私は、バツイチで子供ありのジェントルさんを好きになって、お付き合いしている。
私が求めているのは「ずっと一緒に」いたいと思う男性。
婚活を始めたころは明確に言えなかった「どういう人がタイプなの?」という質問にも、いまなら答えられる。
「誠実で、落ち着けて、尊敬できて、人との関わりや五感が合う人がタイプです!」
ということは、結婚歴があるorない、子供がいるorいないは関係なくて、子供と同居or別居も関係ないのかもしれない。2年半前、あれはダメ、これはダメとNG条件ばかり言っていた自分が恥ずかしい。
婚活で自分の内面に変化
ある言葉を思い出した。
ホワイト「あれもダメ、これもダメって言ってるから、キミは結婚できないんだよ」
2年くらい前に婚活パーティで知り合ったホワイトさん(当時55歳)に、最後に言われた言葉だ。やっぱり核心をついていたなと、改めて感じる。本当に亀の甲より年の劫だ。いま会うことがあったらお礼を言いたいくらい。
婚活歴2年半で自分の内面に起こった変化。婚活とは、「自分が気づかなかった自分を知る活動」でもあるのかもしれない。
46歳、恋愛に浮かれる
親友との旅行にでかけた以降は、それまでのように毎週末をジェントルさんと一緒に過ごしていた。まるで週末同棲しているかのように。
彼とは意見が食い違うこともなく、冷たい空気が流れることもなく、イライラすることもなかった。ま、私はそれまでの恋愛でも基本なかったのだが……。
ご無沙汰女子だった編集長アサミ・46歳、9年半ぶりに恋人ができてまもなく3カ月。このときはジェントルさんとの恋愛に、ただただ浮かれていた。舞い上がっていた。これから起きる事件の予兆にすら気づかずに……。
【久しぶりの恋愛にピュアに舞い上がる編集長アサミだったが…⁉ 6月19日(水)17時をお楽しみに!】
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#148 AK男子ならぬGK女子⁉ 40代独女「恋愛の不安」とは?【40代編集長の婚活記】
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