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「ちょうかん」ではありません!長閑の読み方、知っていますか?

OTONA SALONE / 2019年10月15日 11時30分

 

漢字の中には時々、予想もつかないような読み方をするものがあります。子どもの頃に習ってきた読み方とは違う読み方をすることもありますから、「漢字を読み間違えて恥ずかしい思いをしたことがある」という人は少なくないはず。

そこで本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題します。

「長閑」の読み方、知っていますか?

「長」と「閑静な住宅街」などの表現に用いられる「閑」が組み合わさった「長閑」という漢字。「ちょうかん」と読んでしまった人も多いのではないでしょうか。

しかし「ちょうかん」は間違いです。

「長閑」の意味は

1 静かでのんびりとして落ち着いているさま。
2 空が晴れて、天候が穏やかなさま。うららかなさま。
3 ゆったりとくつろぐさま。急がないで気長に構えるさま。
4 気にかけないさま。のんき。

引用元:小学館 デジタル大辞泉

ですが、「長」と「閑」の読みに引きずられて、読み方が浮かばない人も多いことでしょう。

正解はこちらです。

「のどか」です。

「長閑」に「のどか」という読みのイメージは湧きにくいかもしれませんが、「長」にも「閑」にも、それぞれ「のどか」を表すだけの意味があります。

「長」には「ゆったりしている」という意味があり、「閑」には「暇なこと」「のんびりと落ち着くこと」の意味があります。「長いお暇」が「のどか」を表しています。漢字1つ1つの意味を知ると、読み方がパッと浮かばずとも「のどか」な情景は浮かびますね。

また「閑」が使われる例文として挙げた「閑静」も「長閑」によく似た表現ですが、少し違いがあります。「閑静」は

土地や住居などがしずかなさま。ひっそりとしているさま。

引用元:三省堂 大辞林第三版

を意味します。

「のんびりとして落ち着いているさま」や「ゆったりとくつろぐさま」を表す「長閑」と、主にその「環境」を表す「閑静」。うまく使い分けてみてくださいね。

 

≪レビューライター 片山香帆さんの他の記事をチェック!≫

 

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