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尿もれにまつわる読者のお悩み。中には離職せざるを得なくなった方も…【尿もれオンライン取材・全文ログ】#8

OTONA SALONE / 2023年9月15日 21時31分

更年期世代から始まり、閉経後の女性の約半数に起こると言われている「GSM(閉経関連泌尿生殖器症候群)」。

ひらたく言うと尿漏れ、頻尿、性交痛など「おシモ」の諸症状のことですが、なかなか周囲に相談しにくく、ひとりで悩んでいる女性も多い問題です。

そこで今回オトナサローネでは、編集長イノイチ&編集部ノゾミに加え、「尿もれ師匠」SAY(セイ)さんをゲストとしてお招きし、読者30名の皆様と一緒に「尿もれ」の問題に関してオープンに話す公開オンライン取材を開催しました。

1時間半の取材を12本の記事に起こし、丸ごとお届けする本連載。この記事は8本目です!

 

読者アンケートから見えてくる、さまざまなお悩み

イノイチ:尿が下着についちゃうと洗濯では取れない、という声もあります。

 

SAY:私は常にパッドを付けてるから、下着はきれいよ。でもたまに忘れてて、「今日つけてなかった!」っていうときもあります。基本的にはずっとつけます。外すなんて恐ろしいこと……しませんよ!

 

イノイチ:体を動かして汗をかく仕事だけれど、水分を摂らないようにしているという意見もありました。これはつらいですね。

 

ノゾミ:それは、他の病気になりそうですね。

 

イノイチ:仕事中に何度も「トイレに行く」と言いづらい、ということですが、言える雰囲気を作っていきたいですよね。

続いて見ていきます。年齢が50歳くらいになると、「咳をしたときの尿もれ」、「在宅勤務で筋力が落ちて尿もれ」、などの体験を教えてくれる方が増えてきますね。「脱ぐのに時間のかかるワイドパンツなどは履けない」という声もあります。

 

SAY:私も経験ある~!ワイドパンツは、うっかりすると床についちゃうから、脱ぐのに気を遣って時間がかかるのよね。

 

イノイチ:年を重ねるごとに、このまま「大きなパッドに変えていかなきゃならないのかな」っていう気持ちでブルーになる……というご意見もありました。このへんはSAYさんどうですか?

 

SAY:私は今10cc~20ccくらい、でも50ccくらいのもつけてて、たしかに余りにもでっかいのは抵抗があるけど……。でも別に「年を重ねてサイズが増えるのが嫌」っていうのは無いですね。

 

ノゾミ:尿もれの量が増えていくかどうか、それも分かんないですもんね。

 

SAY:紙パンツは抵抗有るけど、少々大きいのだったらね、使い分けたらいいですよね。

 

イノイチ:幸いにして、紙パンツとかの性能もグングン上がってますからね。もっと上がってくれてもいいですよね!

お次は49歳の方からのご意見です。仕事中や、通勤時の電車内での尿もれが気になりすぎて、更年期離職ならぬ、「尿もれ離職」をなさったと。

 

SAY:エェ~~、それは、かわいそう

 

イノイチ:師匠みたいに、「私は私」って思えるなら気にならないんでしょうけどね。私は気になるタイプだから、この人の気持がすごい分かります。ニオイも気になるし、パッドの購入もね。このひとは通販で買っていらっしゃるということですが、ネットで買える時代になっていて良かったです。

 

続いて若い世代も見てみると、まんべんなくお悩みを抱えた方がいらっしゃるんです。40歳より下になると少なくなるかというと、そういうこともない。「出産後」という言葉が、30代の方からは多く出てきています。

 

SAY:私、子供たちと遊ぶとき、「鬼になって!」とか、「縄跳び一緒にやって!」って言われるけど、「SAYちゃんは駄目なのよ~」って断ってます。「どうして?」って言われるんですけど、「どうしても!」って言ってます(笑)

 

次のページ▶▶尿もれのタイプは3つある。あなたはどのタイプ? 最新の治療法もご紹介9月16日21時半公開!

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文/星雅代

 

≪主婦の友社 OTONA SALONE編集部さんの他の記事をチェック!≫

 

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