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脂肪を燃やす【L‐カルニチン】 痩せたい人は知っておくべき、効果と摂取法。でも上限摂取量には要注意!

OTONA SALONE / 2024年3月15日 21時1分

40~50代になると、脂肪が落ちにくくなってきた……。

そんなお悩みはありませんか?

日本の女性は一般的に50歳頃に閉経を迎えるといわれており、昨今の研究では閉経の平均年齢は52歳で、閉経前後の5年間は更年期と定義されます。

この時期はホルモンバランスの影響で、からだや心のさまざまな不調に悩む女性が多いようです。

更年期女性によくあるお悩みのひとつに「痩せにくい」ことがあります。

今回は、脂肪を燃やすのに欠かせないL‐カルニチンについて、医薬品登録販売者でもある、あんしん漢方ライターの円山 真由佳さん、そして一般社団法人日本サプリメント協会理事長、後藤 典子さんに教えてもらう【後編】です。

 

この記事の【前編】を読む痩せたい人たちに人気の「L‐カルニチン」ってなに? 効果的な摂取ポイントと代表的な3つの方法は? 

 

L‐カルニチンが不足しやすい方の特徴

Photo:O-DAN

L‐カルニチンが不足しやすい方の具体例を3つご紹介します。

 

1. 加齢や老化が気になる方

L‐カルニチンは、20歳をピークに加齢とともに減少していくことがわかっています。からだの機能が衰え、体内での合成量が減少するのが原因です。なかには、脂質異常症や心臓病、糖尿病、がんなどの病気が原因で、L‐カルニチンが不足することもあります。

 

2. お肉が苦手な方

ダイエットのためにお肉をあまり食べていない方やベジタリアン、ヴィーガンの方などは、L‐カルニチンが不足しやすい傾向にあります。前半に記載したように、L‐カルニチンは主に肉類に多く含まれているためです。また、年齢とともに食が細くなりお肉を食べなくなった方も、L‐カルニチンの不足に注意しましょう。

 

3. 食生活が乱れている方

「毎日、お肉を食べているから安心」と油断は禁物です。食生活が乱れてビタミンや鉄などのほかの栄養素が足りないと、L‐カルニチンの体内での合成量が減り、不足する場合があります。

 

 

脂肪燃焼には漢方薬もおすすめ

Photo:O-DAN

脂肪が落ちにくくなった更年期のダイエットには、L‐カルニチンだけでなく、漢方薬もおすすめです。
漢方薬は、サプリメントや健康食品と違い、ダイエットの効果や安全性が認められています。
また、漢方薬とL‐カルニチンの相互作用は少ないと考えられているため、併用するのもいいでしょう。

ダイエットがうまくいかない原因としては、代謝の低下や運動不足、食生活の乱れ、むくみ、便秘などが考えられます。

対策には、

•代謝を上げて、運動の効率をよくする

•水分の循環をよくして水太りを改善する

•脂肪の吸収を抑える

•脂肪燃焼をサポートする

•余分な脂肪を便と一緒にに排出する

•自律神経を整えてストレス過食を防ぐ

などの働きをもつ生薬を含む漢方薬を選び、健康的なダイエットを目指します。

漢方薬は体質の改善に働きかけるため、ただ痩せるのではなく、リバウンドしにくいからだを目指せるでしょう。

 

<更年期のダイエットにおすすめの漢方薬>

・防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)

老廃物を汗や便・尿として排出し、脂肪燃焼を促します。おなか周りの皮下脂肪や便秘に悩む方に。

・大柴胡湯(だいさいことう)

からだの余分な熱を発散させ、脂質代謝を促進します。ストレスで食べすぎたり、ダイエット中にイライラしたりしやすい方に。

 

漢方薬を選ぶ際の重要なポイントは、自分の状態や体質に合っているか、という点です。
うまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、思わぬ副作用が生じることもあります。
自分に合った漢方薬を見極めるには、プロの力を借りましょう。

「あんしん漢方」のような、漢方のプロがAI(人工知能)を活用して個人に効く漢方を見極めてくれるオンライン漢方サービスなら、気軽に相談できます。

相談から購入までスマホで完結し、漢方薬がお手頃価格で自宅まで届くので忙しい方でも利用しやすいサービスです。

 

 

L‐カルニチンを増やして脂肪を燃やそう!

Photo:O-DAN

L‐カルニチンを摂取することは、脂肪を燃焼しやすくするだけでなく、疲労の回復や生活習慣病の予防などにも役立ちます。

また、更年期のお悩みを根本改善するなら、専門家に相談して漢方薬を飲むのもおすすめです。

更年期に脂肪が落ちにくくなってきたと感じたら、ぜひL‐カルニチンや漢方薬を検討してみてくださいね。

 

 

<この記事を書いた人>

あんしん漢方 ライター 円山 真由佳(えんやま まゆか)

医薬品登録販売者。ドラッグストアでの医薬品・化粧品販売を経て、市販薬の使い分け方を広めるべく執筆・情報発信を行う。美容薬学・アロマテラピーの資格を保持し、インナーケアや女性の不調ケアにも精通している。表面的な悩みの奥にある潜在的な悩みをくみとり、対症療法ではなく根本改善を目的としたアドバイスを得意とする。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。

 

一般社団法人日本サプリメント協会理事長

あんしん漢方監修者 後藤 典子(ごとう のりこ)

同志社大学文学部を卒業後、編集プロダクションを経て、医療・健康ジャーナリストに。Youtubeチャンネルで健康リテラシー向上のための情報を発信している。2023年よりSフードプロジェクトのリーダーとして、機能性表示食品ののぞましい発展を支援する活動をしている。

●Sフードプロジェクト:https://s-food.net/

 

≪医薬品登録販売者 円山真由佳さんの他の記事をチェック!≫

 

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