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LiLiCo、スピード再婚に見る「勝てる肉食女子」の条件

OTONA SALONE / 2018年4月13日 21時0分

LiLiCo、スピード再婚に見る「勝てる肉食女子」の条件

おそらく婚活中の女性は、いろいろな媒体から“数字”をつきつけられたことがあると思います。代表的なのが、35歳をすぎた女性の結婚率というやつです。確率の低さに恐れをなして、結婚願望があるのに婚活をやめてしまう人もいると思います。

 

婚活は、常に女性に優位な戦いである

私もちょこちょこ婚活について書いている立場ですので、データ収集は怠らないようにしています。数字だけ見れば、厳しいものがあることは事実です。けれど、私はそれでも信じて疑わないのです、婚活は女性が有利な戦いだと。

 

少し前、離婚というのはものすごくネガティブ案件でした。男性では「家庭の管理もできないのか」と人事面でマイナス評価されたり、女性は「我慢がたりない」と平気で言われたものです。女性芸能人にとっても離婚はマイナスでしかありませんでした。しかし、今は離婚を経験したタレント・小倉優子がオリコン調査の「好きなママタレント」一位を獲得し、洗剤のCMに出るなど「離婚は、単なるプロフィールのひとつ」程度の扱いになっています。

 

また、「女性自身」(光文社)が雅子さまの妹君の離婚を報じていましたが、皇室ファンの私の親戚によると、かつては妃殿下に連なる家系が離婚のような週刊誌ネタを一族から出すことはご法度だったそうです。ちなみに数年前に「週刊新潮」(新潮社)が紀子さまの弟君の離婚を報じています。海の向こうに目をやると、イギリス王室のヘンリー王子と婚約中のアメリカ人女優、メーガン・マークルも離婚経験者です。もはや離婚はマイナスではありませんし、独身が戻りガツオならぬ戻りオトコとして市場に戻ってくることを意味するのですから、願ったりかなったり。「初婚の人でないとダメ」という変な思い込みさえ捨てれば、チャンスは広がるのです。

 

日本でいう“結婚”は、「代々の資産を受け継ぐべき、子供を産み育てる」ことを指す場合が多いのですが、二回目以降の結婚は必ずしもこのスタイルを取る必要はありません。さらに言うと、俳優・高倉健や作曲家・平尾昌晃など、華やかな芸能人と浮名を流してきた男性の最期をみとったのは、一般人女性だったということを考えると、年をとってからの結婚も十分ありえます。いかに柔軟に考えられるかが、ポイントになるのではないでしょうか。

肉食化して失敗するアラフォー女性

おそらく、この人も柔軟だったんだろうと私が勝手に思っているのが、タレントのLiLiCoです。先日、歌謡グループ純烈のメンバー、小田井涼平との結婚を発表しました。ともに47歳で、LiLiCoは再婚です。LiLiCoと言えば、肉食女子として、若い男性タレントにぐいぐい行く姿をテレビで披露していただけに、「いつのまに」という感想を抱いた人もいるかもしれません。そこで、今日は「肉食のあり方」について、考えてみたいと思います。

 

アラフォーの独身Aさんは、実年齢より若く見えることと仕事ぶりから、社内の年下男性にモテます。ある日、20代の男性Bさんが地方転勤するので送別会に誘われ、いつもならスルーするのですが「待っていても、男性が押してきてくれるのは、若い時だけ。自分から行かなくては」という気持ちから参加しました。「オレ、Aさんなら全然イケますよ」とBさんに言い寄られ、カラダの関係を結びます。しかし、翌日からLINEはブロックされ、連絡がとれなくなってしまいました。不安になったAさんはBさんの転勤先で待ち伏せしますが、「ストーカー」「怖い」とののしられたそうです。

 

自分から男性にしかけていったという意味では、Aさんの行動は“肉食”でしょう。けれど、「一夜を共にしたとたん、連絡がとれなくなった」という結果から考えるのなら、下品な言葉で言えば、ヤリ逃げされたと言えます。

 

真の肉食女子とは、何を指すのか?

“肉食女子”とヤリ逃げされる女性の境目は、なんでしょうか。

 

それは本物の牝ライオンを見ればわかると思うのです。ライオンで狩りをするのは雄ではなく、牝の仕事です。牝ライオンは獲物を見つけると、草の中に隠れて、相手が油断するのを待ちます。チャンスが来たと思ったら、集団で襲い掛かります。無理だと思ったら、深追いをしません。いずれの場合にしても、「タイミングを見極めている」ことがわかります。のべつまくなしに行くのではなく、今、攻めるべきかどうか、タイミングが読めるのが“肉食女子”なのです。

 

「ノンストップ」(フジテレビ系)によると、1月に純烈が同番組に出演した際のレギュラーコメンテーターがLiLiCoで「あ、彼がいいな」と思ったそうです。5月にBSスカパー!×歌謡ポップスチャンネル「昭和歌謡バトル☆闘え演歌男子。」で再会した際に、LiLiCoから連絡先を渡し、七夕の時期に入籍という超スピード婚を果たしました。これも「タイミングを逃さなかった」とみることができるのではないでしょうか。

 

タイミングと言えば、アラフォー女性の婚活相談にのっていると、若い人と比べて、レスポンスや行動の遅さに気づくことがあります。これでは決まるものも決まりません。「今がチャンスだ」と飛び込める、真の肉食女子を目指してほしいと思います。

 

≪フリーライター 仁科友里さんの他の記事をチェック!≫

 

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