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実録!40代独女が体験した「ひと夏の恋」は意外な場所と人だった?

OTONA SALONE / 2018年8月16日 17時30分

 

8月になると、夏休みをとって旅行に行ったり、お盆に地元に帰省したりするアラフォー女性もいると思います。

開放的な夏の雰囲気は、つい気を大きくさせるもの。意外な場所で意外な男性と「ひと夏の恋」を楽しんだなんてこともあるかもしれませんね。

恋のチャンスはどこに潜んでいるかわかりません!

今回は、実際にそんな体験をしたアラフォー女性のお話をご紹介します。

 

帰省した地元で再会した元カレと・・・

 

「バツイチの私。元夫のDVが原因だった離婚は思うように進まず、精神的にかなり消耗していました。

やっと離婚届を提出したのは、お盆休みの直前。元夫のいるところから少しでも離れたくて、県外の実家に帰省しました。

両親は離婚に賛成してくれていたので、無事に終わったことを喜ぶ顔を見てやっと肩の力が抜けた感じでした。

懐かしい地元の街を歩いていると、なんと大学生の頃に付き合っていた元カレとばったり再会。

就職して県外に行く私に、『遠距離恋愛は無理だから』と別れを告げた人でした。

離婚が成立した開放感から、ひとりでいた彼につい『久しぶり』と声をかけてしまったけど、彼のほうも『元気そうだね』と笑顔で返してくれて、昔の行きつけだったカフェでお互いの近況を報告することに。

聞けば、なんと彼もバツイチ。奥さんの浮気が原因で離婚したとかで、私も元夫のDVについて打ち明けてしまい、気がつけば2時間も話し込んでいました。

話していると、相変わらず首を傾けながら熱心に話を聞いてくれるところや、目を見開いて大げさに相槌を打つところなどは変わっていなくて、『懐かしいね』とふたりで笑うのが楽しくて……。

『お互い年はとったけど、君はやっぱりロングが似合うね』と髪に手を伸ばされたとき、昔のベッドを思い出して思わずドキッとしました。

そのまま食事に行くことになり、実家には連絡を入れて、向かった居酒屋ではふたりともお酒が進み。

お互いの離婚話から付き合っていた頃の話になり、『本当に好きだったんだから』と思わず肩を叩いたら『もう無効?』と手を掴まれ、その場で唇を合わせてしまいました。

それからひとり暮らしの彼のアパートへ移動して、シャワーも浴びずにベッドへ。久しぶりに欲が燃えるのを感じたのは、彼が「以前付き合っていた人」という安心感があったからかもしれません。

夜中に別れて家に帰ったけど、彼とはそれきりです。

後悔もないし、独身同士の気楽さを味わえた貴重な夜だったと思っています」(38歳/営業)

 

★ 話してくれたとき、この女性は「元カレのおかげで気分が晴れた」と笑顔を見せてくれました。

離婚はどうしたって精神的に落ち込みます。そんなときに、地元で再会したのが元カレであったのが、幸運だったのかもしれません。

何も考えずに心もカラダも解放できる相手は、そういないですよね。

この女性は今も独身でバリバリ仕事をこなしていますが、きっとまた良いご縁に恵まれることを願っています。

 

ラフティングで出会った異国のカレ

「夏になると、月に数回ラフティングのために県外まで出かけています。

毎年、私以外の多くの県外客と知り合うのも楽しくて、たいてい1泊して夜はバーベキューなんかで親睦を深めていました。

数年前に出会ったのは、カナダの男性。

色白だけど大柄でよく笑う彼の声が好みで、私から声をかけて仲良くなりました。

普段は別の県で英会話の先生をしているとかで、日本語もしっかり通じるおかげでコミュニケーションには困りませんでした。

会社では配送を担当している私とは特に共通点もないのに、国のことや日本食について話し込む時間は本当に新鮮で、また筋肉の乗った体も魅力的。

お酒の入ったバーベキューのあと、コテージの私の部屋に移動してふたりで飲み直すことになり、正直『そういうこと』を期待していました。

ジムに通って鍛えているという彼に、『頼れそうな肩だね~』とつい背中にもたれかかってしまい、ハッとしたけど彼は笑顔で『そういう君の体は柔らかそうだね』と返してくれました。

返事ができずに黙り込んだ私の頬に彼が指を伸ばして触れてきて、あ、これはマズいと思ったものの避けることができず……。

このままベッドかな、と思ったけど、その指で私の頭をぽんぽんと叩きながら、彼は『あんまり薄着でいると、夏でも風邪をひくよ』と優しい声で言い、そのまま『おやすみ』と部屋を出ていきました。

恥ずかしさと期待はずれの落胆と、何ともいえない気持ちだったけど、簡単に手を出さなかった彼への信頼と恋心だけはいっそう強くなりました。

次の日の朝、顔を合わせるのが恥ずかしくて朝食の時間をずらしているうちに彼のグループは出発してしまい、結局彼とは話せずじまい。

連絡先を聞かなかったことをかなり後悔したけど、いつかまたここで出会えるかも、とひそかに期待しながらそれからも同じ時期に来ています。

まだ彼との再会は果たせていませんが、ラフティング以外の楽しみも加わって、毎年夏になるとワクワクしますね」(36歳/配送)

 

★ 旅先でのアバンチュール、と聞くと情熱的な夜を想像しますが、上記の彼女の場合はよりせつなさの残るひとときとなったようです。

後腐れなく関係を楽しめる絶好のチャンスなのに、そうしなかった異国のカレ。

それは、女性をないがしろに扱わない本当の男らしさの証。おかげで彼女のほうはいっそう彼に恋心を募らせることになりました。

いつか、幸せな再会ができるといいですね。

 

 

 

 

旅行であれ帰省であれ、非日常の時間は思わぬ出会いに恵まれることもあります。

気をつけたいのは、こちらは「まあいいか」でも相手が違ったとき。勢いだけで関係を結んでしまって、後がこじれるなんてトラブルは避けたいですよね。

開放的だからこそ、慎みも忘れたくないのがアラフォー女性です。

「ひと夏の恋」は、女性としての喜びを改めて感じるようなものでありたい、と思います。

 

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