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雪の中で長期熟成、野菜の甘みがグンとアップ  暖冬による少雪を乗り越え、「雪室・雪下野菜」期間限定販売

OVO [オーヴォ] / 2024年2月29日 8時0分

越冬雪下にんじん

 本格的な春を待ちわびる中、雪国の自然の恵みがギュッと詰まった食体験を。農薬や添加物を控えた食品や、環境に配慮した日用品などの個別定期宅配サービス「らでぃっしゅぼーや」(オイシックス・ラ・大地、東京)が、天然の雪を利用した低温貯蔵庫「雪室(ゆきむろ)」や「雪下(ゆきのした)」で長期間熟成した「雪室・雪下野菜」を2月19日から順次発売している。


 「雪室」は、雪を利用した天然の保冷庫。庫内の温度は約2度、湿度は約90%で、温度・湿度が⼀定に保たれた雪室で長期間貯蔵された野菜は、甘みやうまみが一層高まり、風味も豊かになる。雪を1トン利用すると、石油を約10リットル分、CO2を約30キロ削減できるといわれており、自然リサイクルエネルギーとしても再評価されている。この冬は、暖冬で例年より積雪が少なく、理想的な熟成が進む雪室環境ができるか心配されたが、例年通りの品質で出荷がスタートした。

 「雪室紅くるり」 (あいこう農園・長野県)は中まで真っ赤な紅大根で、みずみずしくサラダでもおいしい品種。「山田さんの雪室甘じゃがいも」(青森県)は、屋外に単管で骨組みを立ててシートをかぶせただけの簡易な設備で保管。豪雪の中に埋もれ、厳しい寒さにさらされることで、他の雪室じゃがいもとは⼀線を画す格別の甘さに。

 「雪室熟成シャドークイン(紫じゃがいも)」(岡忠農園・長野県)は、豪雪地帯で栽培した希少なじゃがいも・シャドークインを、雪室でじっくり寝かせて甘み十分に蓄えた。色を生かして、紫のポテトサラダにビシソワーズにとメニューも広がる。北海道の「越冬雪下にんじん」は、畑に置いたまま雪の中で越冬。雪が少なくなってきた3月下旬ごろから収穫を行う。雪の中から掘り上げた際に初めて、傷んでしまったことが分かったり、雪解け時期が読めなかったりというリスクもあるが、この時期にしか味わえない貴重なニンジンだ。

 販売期間が3月上旬までの野菜や、売り切れ次第販売終了の野菜もあるので、早めのチェックを。「雪室じゃがいも」「雪室紅くるり」商品を含む野菜の「おためしセット」も用意している。


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