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佐賀県「有田焼」で作られた世界に一つだけの“クリスマスツリー”がシュランガイドで2つ星を獲得した日本料理の名店「寿修(じゅしゅう)」西麻布にて採用!

PR TIMES / 2014年12月17日 19時17分

放送作家・小山薫堂氏が企画・監修 BS朝日「アーツ&クラフツ商會」の放送第3回目で紹介



 株式会社ビーエス朝日(代表取締役社長 風間 建治 以下、BS朝日)は、放送作家の小山薫堂氏を企画・監修として迎え、毎回1つの伝統工芸の技に注目し、その伝統工芸を現代のライフスタイルの中にあるアイテムと組み合わせた新しいサンプル品作りに挑むテレビ番組「アーツ&クラフツ商會」(BS朝日 毎週月曜日23:00~23:30) を11月3日(月)よりスタートさせました。
昨今、住まいの環境は、地球に負荷をかけないスマートハウスの普及、住宅ローン金利の低水準、国土交通省による中古住宅の建物評価手法の新しい指針策定などの動きがあり、住まい・生き方への価値観が変化し、転換期を迎えています。
 そのような中、長く住み続けられる家、そして将来ライフステージが変化したときにも対応できる家を提供し続けてきたセキスイハイムのサポートの元、本番組は開始しました。
 第3回目の放送にて紹介された、『有田焼のクリスマスツリー』は、約400年の伝統を誇る佐賀県有田町で作られる「有田焼」を使用した1品。内側からの光が透かし彫りの雪の結晶を浮かび上がらせる淡い緑色が美しい“クリスマスツリー”です。さらに装飾としての用途の他に実用的な部分もあります。すそと先端を分解でき、すその部分はシャンパンクーラーとして、先端はグラスとして使用が可能です。斬新なアイデアとやわらかな風合いで、ダイニングに安らぎをもたらしてくれます。
 この美しい風合いが魅力で、世界に一つだけの『有田焼のクリスマスツリー』がミシュランガイドで2つ星を獲得し、有田焼とも縁のある佐賀県出身の先崎真朗さんが店主を務める日本料理屋「寿修(じゅしゅう)」西麻布にて採用が決定しました。お食事を楽しむお客様をもてなす店内の装飾品として12月17日(水)~12月25日(木)のクリスマスシーズン限定で、店内に展示します。この機会に、世界に一つだけしかないこの『有田焼のクリスマスツリー』をぜひご覧ください。
 今後も、「アーツ&クラフツ商會」では、現代の住まいの中で伝統工芸を活かすコラボレーション企画を実施予定です。

「寿修」西麻布の店主・先崎真朗様コメント:
 「出身が佐賀なので、有田や唐津には思い入れがあります。有田焼きでクリスマスツリーという発想には驚きましたが、現代にもマッチした素晴らしい出来栄えだと感心しています。クリスマスシーズンということもあり、お客様にも喜んでもらえると思い、今回展示させていただくことにしました。来店されたお客様にはシャンパンクーラーとしても使っていただこうと考えています。」

第3回放送『有田焼のクリスマスツリー』について
 「有田焼」とは、佐賀県の有田町で焼かれる磁器のことで、その歴史は、今からおよそ400年前の1616年にさかのぼります。李参平という陶工が有田の泉山で、磁器の原料となる陶石を発見。こうして日本初の磁器は誕生しました。
 それまで主流だった陶器に比べ、石を砕いて作る磁器は、とても硬く白くてつややか。とくに泉山で採れた陶石は、カオリンと呼ばれる粘土質を含み、高温で化学変化を起こすことで美しい質感を生み出します。
 その誕生からおよそ30年が経ったころ、有田焼に新たな美をもたらす男が現れました。名工・酒井田柿右衛門です。柿右衛門は、赤色をはじめとするさまざまな色を磁器に焼き付けることに成功。さらに、陶石に含まれる不純物をできる限り取り除き、地肌の白さを追求していきました。こうして生まれたのが独自の乳白色を帯びた「濁手(にごしで)」です。その白さを存分に生かした色鮮やかな絵付けは、柿右衛門様式と呼ばれ、海外でも人気を博しました。とくに当時、磁器の制作技術をもたなかった西洋では「富の象徴」とされ、その美しさに魅了された王侯貴族たちは、こぞって柿右衛門様式の磁器を愛玩するようになったといいます。
 ろくろをひき制作に取りかかる川崎さん。木のようなモチーフを彫りはじめました。「これ以上掘り進めたら貫通してしまう」というギリギリの薄さを感じながら、絶妙な力加減でミリ単位の調整を施します。
 制作を依頼してからおよそ1カ月、有田焼の新アイテムが焼き上がりました。緑色の釉薬がかかった美しい磁器の正体は、有田焼のクリスマスツリーです。完成したのは、内側からの光が透かし彫りの雪の結晶を浮かび上がらせる淡い緑色が美しいツリー。しかし、これはただの陶器のツリーではありません。上下2つに分解すると、先端はグラスに、すその部分はシャンパンクーラーになります。陶器のランプシェード、あるいはグラスとシャンパンクーラーという異なる2つの顔をもつ磁器のクリスマスツリーは、その斬新なアイディアと豊かな風合いで、華やかで温もりのある空間を演出してくれます。

職人:作家 川崎精一さん

第3回の放送はこちらでもご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=U0U-C2GhW08

「寿修」西麻布について
 メニューは「おまかせコース¥12000」。お好みや苦手なものを伺ったうえで、お客様にあわせて旬の素材を使ったお料理を御提供いたします。とはいえ、遅い時間のお客様であれば軽く飲んで焼物にご飯を…という御要望や、逆におつまみとお酒だけ…というのものもぜひどうぞ。九州出身、そして関西で修業を積んでいる、「寿修」ならではの和食をお楽しみください。

【日本料理屋「寿修」西麻布概要】
東京都港区西麻布2-16-1 斎田ビル1階
電話番号:03-6427-5167
HP:http://tabelog.com/tokyo/A1306/A130602/13119927/

<「アーツ&クラフツ商會」について>
 おしゃべり好きな4代目店主に扮した渡辺いっけい氏が、伝統工芸の世界へとナビゲート。古き良き時代の熟練職人による手仕事のたまもの。伝統工芸品にフォーカスを当て、伝統と今を交えるライフスタルを提案する「アーツ&クラフツ商會」。
 第1回目(11月3日、17日) 「江戸切子」 では、光の屈折を巧みな技で見せるガラス細工の技法は一子相伝。初代の道具や方法は一切残されておらず、すべて職人の魂と腕で受け継がれてきたものです。かつて外国人を驚かせたその輝きは、今も東京スカイツリーのチケットカウンターやエレベーターなどを彩り、多くの人々を魅了しています。しかし、その貴重性と取り扱いの難しさゆえ、現代の生活での使用は減っているのではないでしょうか。
 第3回目(12月1日、15日)では、シャンパンクーラーとしても使え季節にピッタリの『有田焼のクリスマスツリー』を紹介しました。

<番組概要>
タイトル: 「アーツ&クラフツ商會 presented by セキスイハイム」
放送局 : BS朝日
放送時間: 毎週月曜日23:00~23:30
提供:  セキスイハイム
企画・プロデュース: 小山薫堂(放送作家、脚本家)
出演: 渡辺いっけい(おしゃべり好きな店主・森須 護役)

<番組内容>
大都会の片隅にひっそりと佇む、ちょっと怪しいこのお店。並んでいるのは、職人の手仕事にこだわった名品ばかり。
それもそのはず。おしゃべり店主の曾祖父が19世紀後半にイギリスで興ったアーツ&クラフツ運動※1に触発されて立ち上げたのがはじまりだから。
“熟練職人による質の高い工芸品の良さを見直し、現在のライフスタイルに取り入れよう”提唱者、ウィリアム・モリスの意思を受け継ぐ店の名は、「アーツ&クラフツ商會」。さて、今日は暮らしを豊かにしてくれる、どんな名品と出会えるのでしょうか。

※1 「アーツ・アンド・クラフツ運動」とは、イギリスの詩人、思想家でデザイナーでもあったウィリアム・モリス(1834-1896)が先導した、生活と芸術の統一をめざすデザイン運動。
19世紀、産業革命によって人口の都市への集中化が進み、大量生産の時代に。そんな中、古き良き時代の熟練職人による質の高い工芸品に回帰しようという思想で、その工房からは職人的な手仕事による壁紙、家具、インテリア、書籍などが次々に送り出さ、そのデザインと思想は、アール・ヌーヴォーをはじめ19世紀末から20世紀初頭にかけて建築や工芸の展開に大きな影響を与えました。
今年2014年は、ウィリアム・モリスの生誕180年にあたる。


番組公式HP:http://artsandcraftsco.com/
番組facebook:https://www.facebook.com/artsandcraftsco

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