オルタナティブ! 小池一子展 アートとデザインのやわらかな運動
PR TIMES / 2022年1月14日 18時45分
横尾忠則、森村泰昌など作家20名の作品、小池が手がけた広告ポスター、書籍など貴重な資料約200点以上を一挙公開
コピーライター、編集者、クリエイティブ・ディレクター、そして日本初のオルタナティブ・スペースの創設者として日本のクリエイティブ領域を半世紀以上にわたり牽引し続ける小池一子の軌跡に迫る展覧会です。
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3331 Arts Chiyoda(運営団体:合同会社コマンドA)では、2022年1月22日(土)~3月21日(月・祝)の会期にて、「オルタナティブ! 小池一子展 アートとデザインのやわらかな運動」を開催いたします。
本展では、小池の仕事を「中間子」「佐賀町」と名付け、大きく2部構成で紹介します。 「中間子」では、1959年以降に小池が手がけた広告ポスター、書籍、雑誌など貴重な資料200点以上を展示。 「佐賀町」では、新進作家を支える場として小池が1983年に開設した “オルタナティブ・スペース”「佐賀町エキジビット・スペース」で見出してきた横尾忠則、森村泰昌、大竹伸朗など作家20名の80~90年代の作品約40点を展示します。 同会場では、映像ディレクター・小松真弓によるインタビュー映像を上映。立花文穂、杉本博司、小柳敦子らが「人間・小池一子」について語ります。
また、地下1階のsagacho archivesにて内藤礼による作品《地上にひとつの場所を》1991/2022を公開(鑑賞は事前予約制)。そのほか館内では、小池の教え子達が制作するファッションやデザインなどの商品を販売する「ブティック」と、小池の著書等を自由に閲覧できる「アーカイブ」を併せ持った「アーカイブティック Archi-boutique」も開設します。会期中は巻上公一によるパフォーマンス(事前予約制)やトークなどさまざまなイベントも開催します。
領域を超えて、芸術家やクリエイターの表現を裏方の立場で下支えする土壌を開拓した小池の仕事を総括するとともに、小池が伴走し続けた芸術家やクリエイターの60年代から現在までの軌跡にも迫る展覧会です。
【展示構成】
展示I.「中間子」エリア 編集、執筆、翻訳、コピーライト、キュレーション
「中間子」とは、日本初のノーベル賞受賞の主題に着想し、何かと何かを結びつけて新しい価値を生むという小池の仕事の象徴として選んだ言葉です。デザインやアート、そのものではないが創作に関わる共作を"見える化"する意図を込め、クリエイティビティ溢れる活動をアーカイブ資料を中心に展観します。
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<主な展示>
□編集/執筆の仕事
雑誌『週刊平凡』「ウィークリー・ファッション」(1959)/タブロイド判『森英恵の流行通信』(1966)/雑誌『装苑』(1966-77) ほか
□翻訳の仕事
『花もつ女―ウエストコーストに花開いたフェミニズム・アートの旗手、ジュディ・シカゴ自伝』(1979、パルコ出版)/『アイリーン・グレイ 建築家・デザイナー』
(1991、リブロポート/2017、みすず書房) ほか
□コピーライトの仕事
ポスター「Power Now」「Yes, No」(1968)アートディレクション:石岡瑛子、studio 200/ポスター「もっと感覚的に生きられるはずだ。」(1979)作品:大竹伸朗、アートディレクション:田中一光/西友ポスター「風、咲く日。」(1981)アートディレクション:佐村憲一、写真:広川泰士/西友ポスター「きみにパワーを。」(1982)アートディレクション:佐村憲一、写真:広川泰士 ほか
□各キュレーションの仕事
「浪漫衣裳」展 (1980、京都国立近代美術館)/「フリーダ・カーロ展」(1989、西武美術館)/「ヴェネチア・ビエンナーレ第7回国際建築展日本館『少女都市』」(2000)/「田中一光とデザインの前後左右」(2012、21_21 DESIGN SIGHT)ほか
□無印良品
1980年、西友のプライベートブランドとして、生活の原点を見直すことからはじまった「無印良品」。小池がコピーライターとして携わった発売当時の仕事から、現在に至る仕事を俯瞰します。
主な展示:コピーライトを担当したポスター/書籍・冊子/TVCM(1981)ほか
展示構成II. 「佐賀町」エリア
1983年に日本初のオルタナティブ・スペースとして東京・永代橋際に誕生した「佐賀町エキジビット・スペース」は国内外を問わず今活躍する現代美術家の孵化器といわれ、2000年の閉廊までに106の展覧会やパフォーマンスなどの表現活動を実現しました。同スペースで展覧会を行った作家による、当時の貴重な作品を多数展示します。
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<出品作家>
大竹伸朗、岡部昌生、片山雅史、小金沢健人、駒形克哉、シェラ・キーリー、シュウゾウ・アヅチ・ガリバー、佐藤時啓 × 野村喜和夫、白井美穂 × 浜田優、白川昌生、杉本博司、立花文穂[会場:B111(B1F)]、内藤礼[会場:sagacho archives(B1F) *完全予約制]、巻上公一、森村泰昌、横尾忠則、吉澤美香、ヨルク・ガイスマール
■内藤礼《地上にひとつの場所を》 1991/2022 開催概要
時間:11:00~16:00 *Peatixによる完全予約制。ご予約ページのURLは特設サイトよりお確かめください。
休場:3/21(月・祝)を除く毎週月曜日、2月22日(火)、2月23日(水)
会場:sagacho archives(B1F B110)
協力:タカ・イシイギャラリー
※お申し込み前に必ずお読みください
・ご鑑賞は完全予約制です。おひとりずつ10分間のご鑑賞となります。ご予約のない方はご鑑賞いただけません。
・ご鑑賞には「オルタナティブ!小池一子展」の展覧会チケットが必要です。1F受付にてチケットをお求め下さい。
・予約時間5分前までに会場のsagacho archives(B1F B110)までお越しください。予約時間を過ぎてご到着された場合や、お越しになれなかった場合、ご案内は致しかねます。
・お一人様1枠のみのご予約となります。2回目以降ご鑑賞の場合は、新たにご予約と展覧会チケットのご購入が必要です。
・会場内での飲食、撮影はご遠慮ください。
【巻上公一パフォーマンス「OPEN WIDE」】
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本展出品作家のひとり、巻上公一が会期中パフォーマンスを行います。(巻上公一とヒカシューは1987年に佐賀町エキジビット・スペースでの「何もかも踊れ」で、小竹信節らとともに上演作品を作り上げました。)
■開催概要
日程:2022年2月23日(水・祝)14:00開演(13:30開場)
会場:3331 Arts Chiyoda 1F コミュニティスペース
定員:35人
観覧料:3,000円(お申込 https://makigami-alternative-3331.peatix.com/)
演目:
1.「ゲーテの穴を拓く」巻上公一 超声ソロ
2.「ブルーバナナバーの思い出」MAKIGAMISANTACHI
巻上公一 エレクトロニクス/三田超人 エレクトロニクス/坂出雅海 エレクトロニクス
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【展覧会概要】
会期:2022年1月22日(土) ~ 2022年3月21日(月・祝)
時間:11:00-19:00(最終入場は閉場30分前まで)
休場 : 会期中無休 *sagacho archives(B1F B110)の内藤礼作品(完全予約制)は3/21(月・祝)を除く毎週月曜日、2月22日(火)・23日(水)休廊
料金:料金:一般 1,000円、シニア(65+)・学生800円、ミューぽん800円
*千代田区民は身分証明書のご提示で無料 ・障害者手帳をお持ちの方とその付き添いの方1名は無料・高校生以下無料
会場:メインギャラリー(1F)、sagacho archives(B1F)、B111(B1F)ほか
主催:3331 Arts Chiyoda
後援:千代田区、一般社団法人千代田区観光協会、カナダ大使館、ドイツ連邦共和国大使館
特別協賛:株式会社良品計画
協賛: 株式会社パルコ
協力:株式会社平凡社、公益財団法人京都服飾文化研究財団、公益財団法人DNP文化振興財団
助成:芸術文化振興基金
https://alternative-kazukokoike.3331.jp
【関連企画・イベント】
◎小池の人物像に迫る映像作品を映像ディレクターの小松真弓が制作。会場内で特別上映。
◎展示エリア外にheso企画によるアーカイブ室・特別企画室「アーカイブティック Archi-boutique」を開設。
◎そのほか、会期中に出展作家や小池一子に縁のある登壇者を迎えた各種トークイベントを開催します。詳細は展覧会特設サイトやSNSにてお知らせします。
【新型コロナウイルス感染症対策について】
・3331 Arts Chiyodaでは、新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で、施設の運営ならびに展覧会・イベントを開催しております。ご来場の際には、ウェブサイト(https://www.3331.jp/covid-19/)より当館の感染症対策およびご来場時のお願いを必ずご確認ください。尚、当館の感染症対策にご協力いただけない方のご入館や展覧会・イベントへのご入場・ご参加はご遠慮いただく場合がございます。
・展示室内の密集を避けるため入場人数の制限を行う場合がございます。
・状況により実施内容や時間等は急遽変更になる場合がございます。
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