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久留米絣の製造元坂田織物が2023年度はばたく中小企業・小規模事業者300社に選定されました。

PR TIMES / 2024年3月21日 10時45分

創業昭和23年の創業の坂田織物がはばたく中小企業・小規模事業者300社に生産性向上・事業再構築部門で選定されました。九州エリアで31社、福岡県で8社。筑後地区では坂田織物1社のみ選定



[画像: https://prtimes.jp/i/108159/1/resize/d108159-1-0675686689c2e2a46b54-0.png ]

坂田織物は昭和23年に伝統的工芸品である久留米絣の生地や反物を問屋に卸す織元として創業。商品企画も手がけるようになり久留米絣を使った服飾品をのブランドを立ち上げ、伝統を守りながらオリジナルあふれる新柄絣の製造や婦人服、雑貨などを展開。「絣を身近にする」を企業ビジョンとして、マーケットを広げることを目標とし、地域の観光資源と連携したファクトリーツアーや、オープンファクトリーとカフェを融合した体験型絣テーマパークの設立を目指す。また、全国の絣産地を盛り上げるため「絣サミット(仮)」の開催も企画中。

はばたく中小企業・小規模事業者300社とは、中小企業庁で毎年選定されていて、新しいことに挑戦するなど未来に向かってはばたこうと頑張られている中小企業等の取組事例を広く普及させ後続の育成を図り、当該企業等の社会的認知度や従業員の方のモチベーションの向上や他社の模範となるべき目的で選定されています。

九州経済産業局 地域経済部 製造産業課による推薦書によると、久留米絣の製作には30に及ぶ工程を要する。その中でも、糸の柄になる部分をしばる「括り」は最も重要な工程であり、括りにかかる時間や負担感は製造原価に占める割合も大きい。そのことから、絣産地には括り専業事業者が存在しており、久留米地域にも、昭和50年代、同事業者は100件近くあった。しかし、現在久留米地域において括り専業事業者は1件で、その他組合が加工事業として活動しているのみである。産地存続の危機に陥っている。そこで、同社は福岡県工業技術支援センターと協同で先端技術を取り入れた経(たて)糸の全自動括り機と緯糸の括り機械を開発。同機の導入により、絣の意匠性が上がり、多色での染め分けも可能となったことで、製品のラインナップ拡充に繋がった。また、久留米絣産地のみならず他産地からの括り作業を請け負うことで、絣産業全体の供給を下支えするとともに、業界における自社の優位性を高めた。また、マーケットの拡大を目的として事業再構築補助金を利用しながら、食をきっかけに絣を知ってもらうコンセプトのカフェを開設するなど積極的に事業拡大を行っている点が評価できるとの理由です。

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