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シュナイダーエレクトリックとデジタル社、岩手県下の工業系高校12校に、日本向けに設計された再生可能エネルギー実験装置を寄贈

PR TIMES / 2013年9月26日 12時29分

シーケンス学習キットや備品も寄贈し、教育関係者への研修会も合わせて実施

 エネルギーマネジメントのスペシャリストであるシュナイダーエレクトリック株式会社(代表:セルジュ・ゴールデンベルグ、所在地:東京都港区、以下シュナイダーエレクトリック)とタッチパネル表示器や産業用パネルコンピュータを製造・販売する株式会社デジタル(代表:安村義彦、所在地:大阪市住之江区南港東、以下デジタル社)の両社は、Schneider Electricのグループ会社として共同で、岩手県内の工業系高等学校12校に対して、太陽光と風力発電による再生可能エネルギーの教育用実験装置やシーケンス制御学習キットなどを寄贈しました。また8月5日と6日に寄贈先の一校である岩手県立黒沢尻工業高等学校において、寄贈にともなう機器取り扱い説明のための研修会を、各校の教育関係者に対して実施しました。



 この度の寄贈先となった12校は以下の通りです。(順不同)

釜石商工高等学校 宮古工業高等学校 福岡工業高等学校 種市高等学校 千厩高等学校盛岡工業高等学校 大船渡東高等学校 水沢工業高等学校 一関工業高等学校 黒沢尻工業高等学校 久慈工業高等学校 花北青雲高等学校

【この度の寄贈品について】

1. Soleolis (ソレオリス):合計12台

 バッテリー、UPS、制御回路を備えた、太陽光パネルと風力発電の教育用実験装置。Schneider Electricがフランスの教育機関におよそ100台を納品した実績を持つ、太陽光と風力発電による再生可能エネルギーの発電とその制御システムを学ぶ実習機です。環境省、復興庁、文部科学省の推進する再生可能エネルギー教育に使用できるよう、日本向けに設計された国内初号機を納品しました。残り11台は今秋中に順次各校に納品される予定です。

2. シーケンス制御学習キット:合計65台

 PLCと表示機アプリケーションのソフトウェア開発学習のための教育用実験装置。デジタル社製Pro-faceブランドのタッチパネル表示器 「LT3300-T1-D24-K」を組み込み、一般的なベルトコンベアー式物流システムを再現し、その各種制御をプログラミングできる学習キットです。同社のソフトウェア「GP-Pro EX」をパソコンにインストールし、本キットを動作させます。

3. 課外活動の備品支援

 生徒による地域の復興に向けたボランティア活動をサポートする小型貨物自動車、津波で破壊された堤防を離れた場所から測量する実習用のレーザ距離計。水圧に関する実習に用いる水撃制御データ処理セットや動水機能機器制御データ処理セット、各種実験用ソフトウェアなど。

【研修会に参加した各校の教育関係者のコメント(一部抜粋)】

「我が校には全国唯一の学科である海洋開発科があり、地元産業と密接な関係があります。ソレオリスを通して、生徒に再生可能エネルギー教育を行えることを楽しみにしています。」

「震災後、まだ目に見える形での復興は見られていないのが現状です。その中で地元企業の方からは、復興のためにはまず優れた技術者が必要だという話を聞きます。また原発の影響で、学校としても自然エネルギー発電について学びたいという気持ちがあります。」

「古い機器を使用した学習方法だと効率が悪いため、最新のシーケンス制御を生徒に体験させてあげたいと思います。いまだ仮設住宅暮らしを続ける生徒や、親の就労状況の悪化により進学を諦めて就職を選ぶ生徒など、様々な環境に置かれている生徒がいます。そのような生徒を工業技術で成長させ、世の中に送り届けたいと思います。」

「東日本大震災では学校は高台にあり津波の被害はなかったものの、地域、保護者の方々は大変な災害を被りました。それ以来、復興の手助けを掲げながら『ものづくり』を通して生徒達も地域の力になれるように活動をしております。生徒たちがボランティアでバス停留所の待合室ベンチを修理した際に小型貨物自動車を活用しました。生徒達が『ものづくり復興』を通じて達成感を味わう絶好の機会となりました。」

 シュナイダーエレクトリックおよびデジタル社の両社は、Schneider Electric Foundation および従業員の募金活動により、東北支援プロジェクト実行委員を中心に東日本大震災直後から被災地支援を継続的に行っています。2012年2月にも岩手県大槌町に対して、蓄電式ソーラー発電LED照明「In-Diya」144台の寄贈を行いました。今後もシュナイダーエレクトリックおよびデジタル社の両社では、被災地の1日も早い復興をお祈りするとともに、特に教育分野に力をいれながら、継続して被災地復興のための支援を行っていきます。

Schneider Electric Foundationについて

Schneider Electric Foundationは、エネルギーを共有するための知見をもって、持続可能な社会の発展に寄与するコミットメント実現のために活動しています。1998年にFoundation de Franceの支援によって創設されたSchneider Electric Foundationは、常に世界中の個人やパートナーの協力を得ながら、長期的かつ継続的な取り組みを続けることを目的に、特に電気分野における若者のトレーニングや、持続可能な社会発展の重要性を革新的プロジェクトを通じて広く知らしめる活動、さらには自然災害時の緊急支援などを行っています。
URL:http://www.foundation.schneider-electric.com

Schneider Electricについて

フランスのSchneider Electricは、世界におけるエネルギーマネジメントのスペシャリストとして100カ国以上で、公共事業、インフラ、産業・機械製造、住居以外のビルディング、データセンター、ネットワーク、さらには住宅用アプリケーションまで、多様なマーケットを網羅した統合ソリューションを提供しています。安全で信頼性が高く、効率的で生産的かつ環境に配慮したエネルギーマネジメントの提供を通じて、“エネルギーを最大限に活用する”ことに貢献しています。Schneider Electricはグループ全体で14万人以上の従業員を擁し、2012年度の年間売上は240億ユーロ(約2.9兆円)にのぼっています。
URL: http://www.schneider-electric.com/

株式会社デジタルについて

株式会社デジタルは「Pro-face for the best interface」のコーポレートスローガンに基づき、様々な生産現場での産業機械に接続できるベストなインターフェイスとなる製品の開発を目指しています。デジタル社は2002年にシュナイダーエレクトリック社と資本提携を行い、全世界のシュナイダーエレクトリックグループのHMI事業(タッチパネル表示器・パネルコンピュータ)とシグナリング事業(警報機・回転灯・表示灯)の開発、生産、販売におけるコンペテンスセンター(司令塔)としての役割を担っています。
URL: http://www.proface.co.jp/

報道関係からのお問合せ先

株式会社デジタル
マーケティングコミュニケーション
PR担当:古賀/川崎
TEL:06-7175-4041 FAX:06-6613-5888
Email:proface-media@proface.com

シュナイダーエレクトリック株式会社
マーケティングコミュニケーション
担当:塩山
TEL:03-6402-2240 FAX:03-6402-2002
Email:Mutsumi.Shioyama@schneider-electric.com

株式会社トークス
(シュナイダーエレクトリック広報代理店)
担当:山下・吉松
TEL:03-3261-7715 FAX:03-3261-7174
Email:se-info@pr-tocs.co.jp

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