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京都「新風館再開発計画」のホテルブランドが決定 世界のホテルの新潮流『エースホテル』が日本初進出

PR TIMES / 2018年4月6日 17時1分

2019年末、京都に新風を吹き込むカルチャー発信型ホテルが誕生隈研吾氏が施設の建築デザインを監修

NTT都市開発株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 中川 裕)は、この度、京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町で進める「新風館再開発計画」について、エースホテル(本社:米国ニューヨーク州、代表取締役社長 ブラッド・ウィルソン)とホテル運営委託契約を締結いたしました。日本のみならず、アジア初となる「エースホテル京都」の出店が決定し、2019年末の開業を予定しております。



[画像1: https://prtimes.jp/i/25427/2/resize/d25427-2-140954-0.jpg ]


NTT都市開発は、東京のみならず、全国主要都市で事業を展開しており、京都においても、2001年開業の「新風館」、2010年開業の「ラクエ四条烏丸」、2019年開業予定の「元清水小学校活用計画」など多様なプロジェクトを進め、地域に貢献する街づくりに取り組んでまいりました。
京都の方々の交流拠点として長く愛されてきた「新風館」跡地での本再開発計画は、当社にとって京都における中核の複合開発プロジェクトとなります。
当社は、本再開発計画の核として、独自のコンセプトで世界中にファンを持つエースホテルを誘致することにいたしました。

[画像2: https://prtimes.jp/i/25427/2/resize/d25427-2-843997-1.jpg ]


地域性を取り入れてロケーションごとに独自のデザインを施し、地域コミュニティや周辺企業とのコラボレーションにより新たな文化発信と地域活性化の拠点となってきたエースホテル。
かたや、大正時代以来の歴史的建築物であり、NTTの歴史も息づく旧京都中央電話局を活用した新風館再開発計画。
両者が組むことで、世界的な観光スポットとして知られ、多様なホテルが展開する京都の地に新風を吹き込み、世界中から集まる旅行者や、地域の方々の交流拠点となることをめざします。
また、このプロジェクトをより価値あるものとするため、建物の建築デザイン監修は隈研吾建築都市設計事務所が担当いたします。当社は、この「新風館再開発計画」及び京都での既存・進行中の各プロジェクトを通して、エリアの活性化に取り組み、京都の魅力をさらに高めてまいります。



新風館再開発計画について

計画のコンセプト
「伝統と革新」という新風館のコンセプトを継承し、「この場所ならではの魅力を持つ、京都のランドマークとなる開発」を新たなコンセプトに加え、ホテルと商業の複合施設に生まれ変わります。

計画の特長
京都市内における商業・観光の主要な動線となっている烏丸通に面する旧京都中央電話局は、大正時代の建築であり、京都市指定・登録文化財第一号として、京都の街並みを形成してきました。2001年からは商業施設「新風館」として生まれ変わり、街に賑わいを作ってきた建物です。
計画では、風格のある歴史的街並みを保存しつつ、京都の都市環境への貢献を行い、賑わいと魅力溢れる街づくりをめざしております。

1) 街の回遊性
今回の計画では、新たに地下2階で地下鉄烏丸御池駅と直結致します。また、1階では地域に開放された中庭を中心に、烏丸通から東洞院通を繋ぐ賑わいのあるパサージュ(商業店舗が並ぶ通路)や、姉小路通への通路を設け、回遊性を高め、街歩きに変化をもたらし、街のランドマークとなる開発をめざします。

2) フロアの構成
新築棟については、地下1階から地上1階に飲食・物販など様々な魅力的な商業店舗を導入し、2階から7階はエースホテルとする予定です。
烏丸通に面した既存棟は、1階を商業施設とし、2階及び3階はホテルの客室となります。電話局から商業施設、ホテルへと、建物は変わらないまま時代を超えて生き続けます。

3) デザイン
隈研吾氏が担当する建物の外装デザインは、ルーバーや木組みを多用し、京都の街の景観との調和を図ります。
[画像3: https://prtimes.jp/i/25427/2/resize/d25427-2-231600-2.jpg ]




エースホテルについて

ホテル業界に新しいトレンドを造ってきたエースホテル
エースホテルは、1999年にアメリカ・シアトルで最初のホテルをオープンしました。現在までにアメリカ、イギリスにおいて9ホテルを運営しています。「エースホテル京都」は、日本、またアジアでの初出店となります。

エースホテルの際立った特徴として、細部にこだわりつつ、遊び心を持ち、ホテルごとに異なったデザイン、宿泊者だけでなく地元の人々も集うコミュニティー造り、新たなカルチャー創出のハブとなるコンセプト、地域及び周辺企業とのコラボレーションを通じた運営などが挙げられます。そのコンセプトやデザインは、世界中のホテルに影響を与え、ホテル業界に大きなトレンドを作り出しています。

[画像4: https://prtimes.jp/i/25427/2/resize/d25427-2-501636-3.jpg ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/25427/2/resize/d25427-2-435185-4.jpg ]

[画像6: https://prtimes.jp/i/25427/2/resize/d25427-2-786618-5.jpg ]


エースホテル代表者コメント

[画像7: https://prtimes.jp/i/25427/2/resize/d25427-2-974098-6.jpg ]

エースホテル 代表取締役社長 ブラッド・ウィルソン
「日本で事業を展開することは、私達の長年の夢でありました。京都の美と歴史に敬意を表しながら、世界に広がるネットワークと新しいカルチャーを育くむ空間を造るという、私達の共通の夢の完成に向けて、NTT都市開発や隈研吾氏をはじめとする、名実ともに優秀なチームとご一緒できることは、光栄であり身が引き締まる思いです。」

<エースホテル概要>
創立:1999年
代表取締役社長:ブラッド・ウィルソン
本社:米国 ニューヨーク州
ホテル所在地:北米を中心に9軒(シアトル、ポートランド、ニューヨーク、パームスプリング、ロンドン、ロサンジェルス、ピッツバーグ、ニューオリンズ、シカゴ)


<隈研吾氏について>

[画像8: https://prtimes.jp/i/25427/2/resize/d25427-2-409637-7.jpg ]

建築家・東京大学教授
近作に根津美術館、浅草文化観光センター、長岡市役所アオーレ、歌舞伎座、ブザンソン芸術文化センター、FRACマルセイユ等があり、国内外で多数のプロジェクトが進行中。新国立競技場の設計にも携わる。著書は『小さな建築』(岩波新書)『建築家、走る』(新潮社)、『僕の場所』(大和書房)他、多数。

隈研吾氏より 本再開発計画への思い
京都という場所とつながった、地域にひらかれたホテルを造りたいと考えた。
まず、平安時代から様々な庭が造られてきたこの場所に、地域とホテル、そして現代と過去がつながる濃密な庭を造ろうとした。
京都の和の伝統を引き継ぐ木組みと、日本の近代建築の巨人吉田鉄郎の設計した京都中央電話局の赤レンガがこの中庭で出会い、木とレンガが新しい会話を始めるだろう。
京都らしい姉小路通、東洞院通に対しては、細やかなルーバーとメッシュで、それらの“通り”の繊細さに呼応した。そのルーバーとメッシュは、光と風をやさしくろ過する環境装置でもある。さらにコンクリートに酸化鉄を混入して、塗装に頼らない、暖かい発色を試みた。
このように、隅々まであらゆるデティールとマテリアルにこだわって、建物と土地と歴史をひとつに繋げた。
エースホテルもまた、地域とホテル、コミュニティとゲストをつなぐことで、ホテルというものの定義を変えようと試み、世界の街の空気を柔らかく変えつつある。
その理念と建築とが共振することを願っている。


<新風館再開発計画 概要>
所在地:京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2外
交通:京都市営地下鉄「烏丸御池」駅徒歩1分
敷地面積:6,384.73平方メートル
主要用途:ホテル、店舗
構造形式:鉄骨造/地下鉄筋コンクリート造
規模:地下2階/地上7階
建物高さ:約31m
延床面積:25,677平方メートル (予定)
ホテル客室:213室(予定)
店舗面積:約2,300平方メートル (B1及び1F)(予定)
着工:2017年10月
開業:2019年末(予定)
事業主:NTT都市開発株式会社
設計・監理:株式会社NTTファシリティーズ
建築デザイン監修:隈研吾建築都市設計事務所
施工: 株式会社大林組
[画像9: https://prtimes.jp/i/25427/2/resize/d25427-2-506671-8.jpg ]


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