東工大関連VCファンドを運営する「みらい創造機構」と高専生特化型キャリア教育を行う「高専キャリア」が資本業務提携
PR TIMES / 2019年9月12日 11時40分
高専生と企業を繋ぐキャリア教育支援ビジネスを本格化!会員数を現在の5倍となる1万人へ拡大
東京工業大学関連ベンチャーキャピタルファンド(以下東工大関連VCファンド)を運営する株式会社みらい創造機構(本社所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:岡田 祐之、以下みらい創造機構)と、全国の高等専門学校(以下高専)の在学生、卒業生向けにキャリア教育及び起業家育成事業を展開する株式会社高専キャリア教育研究所(本社所在地:東京都稲城市、代表取締役社長:菅野流飛、以下高専キャリア)は、高い技術力と専門性を持つ高専生/高専卒業生の、起業によるイノベーション創出や豊かなキャリアデザイン支援を目的とした資本業務提携を行うことを発表します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/36116/3/resize/d36116-3-917629-0.jpg ]
(左:みらい創造機構 取締役/共同創業者 金子大介、右:高専キャリア教育研究所 代表取締役 菅野流飛)
◼︎資本業務提携の背景
みらい創造機構は、2016年に総額33.4億円の東工大関連VCファンドを組成。東工大の技術をコアにしたベンチャー、及び東工大生・卒業生が起業したベンチャーを中心に現在までに約20社への投資を実行するとともに、ベンチャー育成・起業家教育を積極的に行い、イノベーション創出・発展を加速させる取組を展開してきました。
また高専キャリアは、日本のものづくりの未来を担う高専生に「キャリア教育セミナー」「ピッチ/アイデアソンイベント」「起業家支援」「就職支援」など様々な挑戦の機会を提供し、学生の市場価値向上とキャリア支援を通じて、新たな産業の発展やイノベーションに貢献してきました。高専生特化型のキャリア支援活動を通して構築した高専生/高専卒業生のネットワークは2,000名を超え(2019年8月現在)、エンジニア人材不足に課題を抱える企業経営者や投資家からラブコールを受ける機会が増えてまいりました。
こうした背景から、みらい創造機構は高専キャリアと連携して活動を共に推進することで、エンジニア起点のイノベーション創出を加速すると共に高専生/高専卒業生とのマッチングによる投資先企業の更なるバリューアップも期待しております。また、高専キャリアは、高専生を中心とする会員の就業機会の幅を広げることや起業しやすい環境を作り出す上で、みらい創造機構とのパートナーシップが大きなシナジー効果を導き出すと判断したことから、両社は資本業務提携を締結しお互いの活動をより一層スケールアップしていくことを決定しました。
※高等専門学校について
高等専門学校(高専)は「現場力のある中堅技術者育成機関」として1962年に創設された5年生の高等教育機関です。設立以来、数多くの優秀な技術者を輩出しており、現在でも、卒業生の多くは大手メーカーやベンチャー・スタートアップ企業で活躍しており、エンジニア採用シーンにおいて企業も注目する存在となっています。
◼︎活動概要と今後について
今回の資本業務提携をきっかけとしてみらい創造機構と高専キャリアは、高専生を対象にした包括的なキャリア教育ブランド「Curious」を立ち上げます。「Curious」は「高専生を、もっと挑戦者に」にいうミッションを掲げ、キャリア教育事業・事業開発/起業家育成事業・ファンド事業の3つを柱として、高専生のキャリアを包括的にサポート。これによりいままで「学校推薦による就職」「専攻科/大学3年次への編入」中心だったキャリアパスに、新たな選択肢を提案していきます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/36116/3/resize/d36116-3-357140-1.png ]
具体的には、高専生がビジネスアイデアを競いあう「Curious Biz-con」を2019年9月21日と22日に開催。企業との出会いや起業を志す高専生が全国から一堂に会し、事業化を目指してアイデアを競い合います。
さらに2019年10月1日にキャリア情報メディア「Curious」を正式にリリース。年度内に会員登録数1万人突破に向けプロモーションを展開し、国内唯一の大規模な高専生/高専卒業生のプラットフォームの形成を目指してまいります。そして「Curious」が優秀なものづくり人材と企業の橋渡し役となり、人材不足といった社会課題の解決だけでなく、国際競争力の強化や身近な生活を豊かにするようなイノベーションの創出を可能にします。
**********************************************************************************************************************
◼︎株式会社みらい創造機構について(Webサイト:http://miraisozo.co.jp/)
2016年5月に東工大と社会連携活動の推進に向けた組織的連携協定を締結し、共同研究・学術指導の推進、人材教育支援、ベンチャー育成支援等を実施。同年9月には、33.4億円の東工大関連ベンチャーキャピタルファンドを設立し、東工大の技術をコアにしたベンチャー、及び東工大生・卒業生が起業したベンチャーの創出・発展を加速する取組みを展開。現在までに20社への投資を実行。2019年7月には投資先の株式会社ツクルバ (東工大発ベンチャー称号保有)が東証マザーズに新規上場。
◼︎株式会社高専キャリア教育研究所について(Webサイト:https://corp.kosen-career.tech/)
「高専生を、もっと挑戦者に」というミッションを掲げ、東京高専を卒業した代表菅野が2017年に設立。2,000名を超える高専生/高専卒業生のコミュニティを抱え、高専生特化型のキャリア教育セミナーやキャリア情報メディア「Curious」(10月1日正式リリース予定、 Webサイト: https://curious-career.com/)、ビジネスアイデアを事業化支援するクラウドファンディング「Hello, world」や、先進的な企業によるスポンサー実績をもつキャリアマッチングイベントを運営する。
◼︎「Curious Biz-con」について(Webサイト: http://zenkokutaikai-fourth.mystrikingly.com/)
「Curious Biz-con」は、起業や先進的な企業への就職を志す高専生が自分たちで考えたビジネスアイデアを競い合うビジネスコンテスト(ビジコン)です。見事に優勝を果たしたアイデアは、高専キャリアの新規事業として事業化される予定です。なおビジコンを含めた起業家育成イベント/キャリア教育セミナーは、来年の2020年には年間12回の開催を予定しています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/36116/3/resize/d36116-3-951120-2.png ]
2019年3月高専生30人以上が参加した高専キャリア主催のアイデアソンイベントの写真
[表: https://prtimes.jp/data/corp/36116/table/3_1.jpg ]
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
MPI-3号投資事業有限責任組合へのLP投資について
PR TIMES / 2024年4月20日 17時40分
-
有明工業高等専門学校とネーミングライツに関する契約を締結
PR TIMES / 2024年4月17日 16時15分
-
「高専ロボコン出場のロボット展示&操縦体験~IN イオンモール木更津」を開催しました。
PR TIMES / 2024年4月17日 10時45分
-
プロッセル、和歌山高専とビジネスコンテスト「Innovation Creator's Challenge2024」を開催!高専発のスタートアップ創出を支援
PR TIMES / 2024年4月3日 11時45分
-
日本の「ホワイトハッカー」育成に不可欠な視点 学ぶ場の充実により年々レベルは向上している
東洋経済オンライン / 2024年3月31日 8時0分
ランキング
-
1なぜ歯磨き粉はミント味? ヒット商品の誕生には「無駄」が必要なワケ
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月26日 8時0分
-
2突然現場に現れて「良案」を言い出す上司の弊害 「気になったら即座に直したい」欲求への抗い方
東洋経済オンライン / 2024年4月26日 8時0分
-
3濃口醤油と淡口醤油、塩分が高いのはどっち?…醤油の「色の濃さ」と「味の濃さ」の知られざる関係
プレジデントオンライン / 2024年4月26日 8時15分
-
4「加賀屋」50歳の元若女将が選んだ"第2の人生" 震災からの復興への道、仕事術について聞く
東洋経済オンライン / 2024年4月26日 12時0分
-
5円安、物価上昇通じて賃金に波及するリスクに警戒感=植田日銀総裁
ロイター / 2024年4月26日 18時5分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください