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AMDD、2025年年頭記者会見 開催 活動方針を発表

PR TIMES / 2025年1月10日 17時15分



一般社団法人米国医療機器・IVD工業会(AMDD:American Medical Devices and Diagnostics Manufacturers’ Association、所在地:東京都港区、会長:玉井孝直)は、2025年1月10日に年頭記者会見を開催し、活動方針について発表しました。記者会見では、AMDDの理念(「私たちの思い」)、私たちが作りたい環境である「価値に基づく医療(Value-Based Healthcare:バリューベース・ヘルスケア)」、またメドテック(医療機器・体外診断用医薬品)のイノベーション促進や国民のヘルスリテラシー向上に向けた取り組みを含めた2025年の活動の方向性と注力分野について説明しました。 

2040年には3人に1人が65歳以上の高齢者となり、現行の社会保障制度の持続可能性への懸念をはじめ、さまざまな社会課題の発生が想起される中、メドテックの果たす役割はますます重要となっています。AMDDは、超高齢社会・日本において、国民の健康・QOL向上、持続可能な社会保障体制、経済発展への貢献に向け、取り組んでまいります。

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AMDD 活動方針発表(会長:玉井孝直)

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/139421/3/139421-3-0baa7cc2b1ca6e59cf9c31d76f13786e-1282x800.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
パネルディスカッション(左より 小野崎氏、宿野部氏、玉井)

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/139421/3/139421-3-7f5c884b6d18a248d5ffbeb2bc3b304e-3156x2231.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
AMDD:左より、理事 前田桂、副会長 河野行成、会長 玉井孝直、副会長 森川智之、専務理事 山崎聡、常務理事 笠原真吾

記者会見の後半では、「メドテック:イノベーションと情報の価値」と題したパネルディスカッションを行いました。一般社団法人サステナヘルス代表理事/聖路加国際大学公衆衛生大学院 客員教授の小野崎耕平氏と、一般社団法人 ピーペック 代表理事の宿野部武志氏を迎え、学識経験者、患者さん、メーカーの立場からメドテックをとりまく環境や今後への期待について議論されました。

小野崎氏からは、「ヘルスリテラシーの有無は、患者さんが選択できる治療の差にもつながり、明らかな健康リスクである。ヘルスリテラシー向上は急務であり、今まさに情報提供について考える時ではないか」との意見がありました。玉井からは、日本の医師の意見がグローバルの医療機器の製品開発に活かされ、世界の手術現場で活用されている例が紹介されたほか、「日本の患者さんのために、必要な医療機器・IVDを日本に導入し供給し続けることが重要であり、そのために、世界の中で日本の競争力をより強化すべく、診療報酬制度の継続的な改善や物流改革等にも業界として継続的に取り組みたい」という思いが示されました。宿野部氏からは、「さまざまな情報に溢れた現代において、エビデンスが伴った信頼できる情報を患者やその家族が見つけるのは困難である。一方で、そうした価値の高い、正確な情報に基づいて適切な治療の選択肢に辿り着くためには、メドテックメーカーからの情報提供も有用であり、それが制限されていることが患者にとっての不利益となることもある」と指摘があり、メドテックのイノベーションや情報提供の重要性について議論されました。

■「価値に基づく医療(Value-Based Healthcare:バリューベース・ヘルスケア)」への
AMDDの取り組みについて
AMDDは日本における質の高い医療と持続的な医療財政の両立に貢献すべく、「価値に基づく医療(Value-Based Healthcare:バリューベース・ヘルスケア)」の実現を推進しています。人々がより健康に、幸せに生きることができる社会づくりのために、日米の政府や関連業界団体、学会をはじめ多くの皆様と協力しながら、今後も政策提言を含めたさまざまな活動に取り組んでまいります。

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/139421/3/139421-3-a4402b0301572c7df2347cc985c02a15-978x423.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



■AMDDの活動・注目トピックのご紹介
2025年AMDDは、1.2026年 診療報酬改定に向けた提言、2.人々のヘルスリテラシー向上に向けた取組、3.デジタルヘルス領域における情報収集・分析と提言の3領域の活動に注力してまいります。本会見では、以下2つのトピックについて説明しました。

1.日本の医療現場にイノベーションを届け続ける
世界における日本市場の競争力が上がり、世界から日本への投資が活発化することにより、患者さんにとって必要な医療機器・体外診断用医薬品等の技術革新が円滑に日本市場へ導入されるために、継続的な制度改革に向けた提言を実施。

2.適切な情報提供によるヘルスリテラシーの向上
信頼できる情報に基づいて適切に健康管理や医療機関への受診を行い、最適な医療サービスを受けることができる環境の実現に向け、広告・情報提供のあり方に関して政府・関係機関を含めた関係各所と対話を進めるとともに、ヘルスリテラシーの向上に向けて取り組む。


■AMDDの組織理念について
AMDDは、「日本を、もっと健やかに。」をミッションに掲げ、大切な人々の健やかな日々のために、価値あるメディカルテクノロジーと情報をお届けしています。
このたび、新たにAMDDのパーパス「私たちの思い」を策定しました。
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■ミッション
日本を、もっと健やかに。
大切な人々の健やかな日々のために、価値あるメディカルテクノロジーと情報をお届けしています。

■私たちの思い
人生100年時代の日本において、より健康に、幸せに、生きがいをもって生きることができる未来をともにつくる―。
こうした未来は、私たちの“選択”の上に築かれるものだと信じています。
価値あるイノベーションが日本の医療現場に届き、適切な医療の選択肢を手にすることができる社会。
人々がより健康で幸せな人生のために主体的に選択し、行動できる社会。
こうした社会の実現に向け、私たちAMDDは、多様な人や組織とのパートナーシップを大切にしながら、
ヘルスケアの未来を形作るメディカルテクノロジーのイノベーションをリードし、
質の高い医療と持続的な社会保障体制が両立する、より健やかで明るい社会づくりに参画していきます。
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一般社団法人米国医療機器・IVD工業会(AMDD)について
主として米国に本社がある、または米国でビジネスを行う医療機器や体外診断用医薬品(IVD)を扱っている企業によって構成される工業会。日本の医療現場と患者さんのニーズに応え、最新の医療技術(治療技術および診断技術)や情報をお届けし日本を健やかにしていくことを目指しています。当工業会の会員企業は、製品の輸入販売を行うだけでなく、日本での研究開発や製造、また日本で開発製造された部品を製品に活用するなど、日本の医療機器産業と密接な協力関係を持っています。
詳しくはAMDDホームページhttps://amdd.jp/をご覧ください。

 名 称:一般社団法人米国医療機器・IVD工業会
 所在地(事務局):〒105-7105 東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター5階
 代表者:会長 玉井孝直
 AMDDホームページ:https://amdd.jp/

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